元2団体王者・タパレスが尚弥VS中谷の勝者と対戦熱望 小国戦で「印象づける」
◇プロボクシング「TREASURE BOXING PROMOTION 12」56キロ契約 マーロン・タパレス(フィリピン)《10回戦》小国以載(角海老宝石)(2026年4月2日 東京・後楽園ホール)
プロボクシングの世界戦興行「TREASURE BOXING PROMOTION 12」の前日計量が4月2日、都内で行われた。
マーロン・タパレス(34=フィリピン)は、50グラムオーバーの56・05キロだったが、契約体重ちょうどの56キロでパスした小国以載=ゆきのり=(37=角海老宝石)陣営の了承で、予定通り試合が行われることになった。
最初の計量で、タパレスは100グラムオーバー。下着を脱いでも50グラムオーバーだったが、横にいた小国が「いいよ、いいよ」と再計量なしでの対戦を了承。苦笑いしたタパレスは「ありがとう」と日本語で感謝して計量を終えた。
計量前に別の計器で計ったときは56キロ以下だったと言うタパレスは「びっくりした。でも、少しのオーバーだったのでパニックにはならなかった」と説明。フェイスオフも両者とも笑顔で終え、「相手のOKで試合ができる。いい試合をします」と話した。
タパレスは、WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者だった2023年12月に、井上尚弥(大橋)と4団体統一を懸けて対戦し、10回KO負けしてベルトを失った。しかし、現在もWBC2位、WBO3位、IBF4位と世界ランク上位を維持している。
当然、5月2日に4本のベルトを懸けて戦う井上VS中谷潤人(M・T)戦への関心は大きい。「フィフティ・フィフティだが、井上に分があるかな」と井上の小差の勝利を予想した。
王座返り咲きを目指しているだけに、勝者への挑戦は「もちろん」と対戦を熱望。そのために「(小国戦は)印象づけられる試合をしたい。KOならいいが、判定でも勝てればいい」と、世界挑戦に向けたアピールの試合にする意向だ。
▼小国 (再計量になると)待たないかんですからね、こっちも。それより試合をしたい。(フェースオフでは)お互い、笑ってしまった。どんな勝ち方でもいいんで、最終的に自分の手が上がる試合をしたい。(タパレスが)持っている世界ランクが凄いんで、モチベーションは高いですよ。
