「完全に見えていた」伊東純也の姿…A代表デビューで決勝アシストのFW塩貝健人「これから長い間日本代表でプレーしたい」
[3.28 国際親善試合 日本 1-0 スコットランド グラスゴー]
日本代表デビュー戦で大仕事を成し遂げた。初招集のFW塩貝健人(ボルフスブルク)は後半33分、3-1-4-2への超攻撃的なシステム変更とともに2トップに入ると、同39分に左サイドを突破したDF鈴木淳之介からのクロスに反応。相手に身体を入れながらワンタッチで落とし、MF伊東純也の決勝ゴールをアシストした。
トラップが流れたものと思われがちなシチュエーションではあったが、クロスの軌道も、伊東のポジショニングも「完全に見えていた」(塩貝)。
「マークの外し方は完璧だったし、相手の前にいいように入れて、ボールが前に来ていたら触るだけ(でシュート)だったけど、後ろに来たのでトラップして反転シュートか、落としからのリターンか」。結果的には伊東がシュートを選択したため、リターンは返ってこなかったが、「アシストはついたので良かった」と胸を張った。
A代表デビュー戦でのアシストというだけでも快挙だが、この試合はW杯欧州予選をストレートで突破した本大会出場国とのテストマッチ。重圧や気負いがあって当たり前の舞台ながら、「全然プレッシャーはかかっていなかった。特別な日だし、デビュー戦でしっかり楽しんで結果を出せればと思っていた」というメンタリティーも光った。
得点シーン以外の存在感も大きく、1-0とした後の時間帯では攻守に奮闘。守備では右サイドの深い位置まで戻ってボールを奪い切るシーンを見せたかと思えば、攻撃では単独で敵陣に持ち運んでからの強烈なシュートも披露した。自己評価においては「僕の中で得点が一番の評価なので、それで言うと良くはなかった」とストライカーとしての強烈な矜持をにじませたが、大きな爪痕を残すデビュー戦となったのは間違いない。
「それ以外で言えば守備でも戻れていたし、イレギュラーな形、普段やらないような2トップで入って、ウイングのところが空いて守備のタスクも多かったけど、あそこでしっかり戻って守備ができるのも自分の特徴。そこでしっかり貢献できるのを見せられたし、いい形で奪って前につなげたシーンもあった。最後はシュート打てたシーンもあったけど、乳酸が溜まってしまって行ききれなかった部分があったので、あそこが今日の課題だと思う」
とはいえ前々日に21歳を迎えたばかりの若武者にとって、このテストマッチは序章に過ぎない。「これから長い間、日本代表でプレーしたいと思っているし、それの始まりかなという思い。今日は点を取れなかったけど、絶対に次にチャンスが来ると思うので、(31日の)イングランド戦で今日の試合よりもはるかにクオリティーのある選手たちがいるし、そこで結果を残せれば」。初招集からの逆転W杯メンバー入りへ、さらなるアピールは続く。
(取材・文 竹内達也)
日本代表デビュー戦で大仕事を成し遂げた。初招集のFW塩貝健人(ボルフスブルク)は後半33分、3-1-4-2への超攻撃的なシステム変更とともに2トップに入ると、同39分に左サイドを突破したDF鈴木淳之介からのクロスに反応。相手に身体を入れながらワンタッチで落とし、MF伊東純也の決勝ゴールをアシストした。
トラップが流れたものと思われがちなシチュエーションではあったが、クロスの軌道も、伊東のポジショニングも「完全に見えていた」(塩貝)。
A代表デビュー戦でのアシストというだけでも快挙だが、この試合はW杯欧州予選をストレートで突破した本大会出場国とのテストマッチ。重圧や気負いがあって当たり前の舞台ながら、「全然プレッシャーはかかっていなかった。特別な日だし、デビュー戦でしっかり楽しんで結果を出せればと思っていた」というメンタリティーも光った。
得点シーン以外の存在感も大きく、1-0とした後の時間帯では攻守に奮闘。守備では右サイドの深い位置まで戻ってボールを奪い切るシーンを見せたかと思えば、攻撃では単独で敵陣に持ち運んでからの強烈なシュートも披露した。自己評価においては「僕の中で得点が一番の評価なので、それで言うと良くはなかった」とストライカーとしての強烈な矜持をにじませたが、大きな爪痕を残すデビュー戦となったのは間違いない。
「それ以外で言えば守備でも戻れていたし、イレギュラーな形、普段やらないような2トップで入って、ウイングのところが空いて守備のタスクも多かったけど、あそこでしっかり戻って守備ができるのも自分の特徴。そこでしっかり貢献できるのを見せられたし、いい形で奪って前につなげたシーンもあった。最後はシュート打てたシーンもあったけど、乳酸が溜まってしまって行ききれなかった部分があったので、あそこが今日の課題だと思う」
とはいえ前々日に21歳を迎えたばかりの若武者にとって、このテストマッチは序章に過ぎない。「これから長い間、日本代表でプレーしたいと思っているし、それの始まりかなという思い。今日は点を取れなかったけど、絶対に次にチャンスが来ると思うので、(31日の)イングランド戦で今日の試合よりもはるかにクオリティーのある選手たちがいるし、そこで結果を残せれば」。初招集からの逆転W杯メンバー入りへ、さらなるアピールは続く。
(取材・文 竹内達也)
