「封関」運営から100日 中国海南自由貿易港の開放加速

【新華社ボアオ3月27日】中国海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮で開催されていたボアオ・アジアフォーラム年次総会が最終日を迎えた27日は、同省全域を自由貿易港として独立した税関管理区域とする「封関」運営開始から100日という重要な節目でもあり、港湾開放の有効性を測る重要な機会となった。26日には記者会見が開かれ、省政府関係者が詳細な報告を行った。
昨年12月18日から今年3月25日未明までに登録された外資企業は前年同期比65.7%増の7503社。累計1万1773の事業体が「ゼロ関税」の適用資格を得た。多機能自由貿易口座(EF口座)は順調に運用されており、封関後100日間の取引額は1376億元(1元=約23円)に上った。

海南省と境外を結ぶ通関地「一線口岸」では開放の効果が大きく、輸入品に対する「ゼロ関税」や貿易管理の緩和、通関の円滑化などによって迅速な手続きが実現。貨物や人の出入りが大幅に増加した。封関後100日間の輸出入額は前年同期比32.9%増の800億元余りだった。出入境者は同36.3%増の延べ86万1千人、航空便は30%増の6077便となった。
海南省と本土を結ぶ通関地「二線口岸」は安定した運営を維持している。封関後100日間で、省内で加工し、付加価値を高めた輸入品を国内で販売する際の関税免除政策に基づく取引は前年同期比26.6%増の547件となった。主な品目は天然ラテックス、液化プロパン、医薬品などで、総額3億1400万元、関税減免額は1558万200元に上った。

越境貿易と投資も活況を呈している。封関後100日間に設立された外資系企業は737社で、前年同期比33.5%増となった。累計180の国と地域から投資を集め、査証(ビザ)免除の対象は86カ国に上る。また、世界の43の自由貿易区(港)とパートナーシップを締結した。
海南自由貿易港は、ハイレベルの対外開放を拡大し、開放型世界経済の構築を推進する中国の決意を象徴している。(記者/陳子薇)
