様々な思いを背負い9年ぶりのJ1制覇、中盤支えた三竿健斗「やっとトロフィーをサポーターの皆さんに…」
前節の東京ヴェルディ戦は、立ち上がりこそ良さも見えたが、相手にペースを握られる展開に。しかし、この試合は入りからチームとして良い形を継続し続けたが、ボランチの知念慶と三竿健斗の安定感が大きく影響したと言って良いだろう。「全員が入りから相手を圧倒しようっていう姿勢を見せてました。僕たちの武器である切り替えだったり、球際の強度だったりっていうのを90分間通して出してたと思うので、あまりうまくいかなかった試合の後の試合としては凄く良い試合ができたかなと思います」と、入りの良さを改善できたと振り返った。
その裏には鬼木達監督からの声掛けもあったという。試合の前日のトレーニングで監督と話したという三竿。「リラックスして楽しめっていう風に言われたので、その通りできたかなと思います」と振り返り、「真面目なタイプだからこそリラックスしろと」と、J1を4度制している指揮官からの言葉は大きかったという。
三竿にとっては東京ヴェルディから移籍して1年目の2016年に優勝を経験。当時はまだ若手だったが、今回は海外移籍を経て復帰してからの悲願成就となった。「みんなほっとしているっていうところというのが一番大きい」と語る三竿。「あとはこれを取り続けようっていう風にみんな思ってるので、ここがスタートになれば良いなと思いますし、来シーズンは全チームが僕たちを倒そうとやってくると思うので、今年よりもさらに全員が成長しなければタイトルっていうのは遠いかなと思います」と、すでに来季に目を向けている。
それでも優勝への想いはトロフィーを受け取った時にも溢れることに。「笑いたかったんすけど、今まですごい悔しい思いをたくさんしてきた記憶が蘇ってきて、やっとトロフィーをサポーターの皆さんに見せることができたなっていう安心感が込み上げてきました」と振り返り、「今年1年間、今までもここに至るまでも凄く色々なことを犠牲にしたり我慢したり、それに家族の理解もたくさん得ながら、サポートを受けながらやっと優勝できたなって。言葉には表せないぐらい嬉しい気持ちがありました」と、多くの人の思いとサポートを背負っての嬉しいJ1優勝となった。

