大規模火災「り災証明」受付開始 『佐賀関にいたい』被災者を支える支援、生活再建の動き広がる 大分
大分市佐賀関でおきた大規模火災から、丸1週間が経ちました。被災した住民の避難生活が長びく中、県内外からの支援も広がり始めています。
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り災証明書の受付始まる「佐賀関にいたいので、また家を建てたい」
現在、佐賀関市民センターには、70世帯109人が身を寄せています。25日で丸1週間となる避難生活で被災した人たちの疲労の色は次第に濃くなっています。
(被災者)「1日・2日で帰れると思っていたのに、こんなに長くなるとは誰も思ってなかった」「まず自分の心が整理できていない。家が燃えた跡を見ても、まだ気持ちの整理がつかず、なかなか眠られません」
先の見えない生活に不安を募らせる住民たち。そうした中、避難所で25日、生活再建に向けた新たな動きが始まりました。
(賤川記者)「被災者を対象とした、り災証明書の受け付けが、午後1時から始まりました」
市は、家屋が全焼した被災者を対象に、25日からり災証明書の発行を始めました。受け付けは避難所となっている佐賀関市民センターのほか、市役所や各支所でも行われています。
(被災者)「寂しいですね。私は佐賀関の田中で生まれてからずっとここに住んでいます。佐賀関にいたいので、り災証明をもらって、また、住める家を建てたいです」
別府市から温泉水が届く「風呂は3日ぶり。リラックスできました」
火災発生から丸1週間。避難所には連日、県内外から多くの善意が寄せられています。11月21日には姫島村の漁業関係者からおよそ40キロの太刀魚が被災者に届けられました。
(県漁協姫島支店・大海浩司さん)「15年ほど交流があり、お世話になっているから、おいしいものを食べて、少しでも気持ちが和んでほしいです」
また、気温が下がる季節を前に、厚手の服などが熊本県のボランティア団体から寄せられました。
そして、別府市が避難所の横に設置した移動型温泉施設は、去年の能登半島地震でも被災者を支援しました。25日は毎日11トンの温泉が泉都から運ばれ、17人が温泉につかりました。
(被災者)「風呂は3日ぶり。最高です。リラックスできました」
ふるさと納税の寄付が増加、義援金の受付も
火災発生から丸1週間。先行きがまだ見通せない中、避難者を支える支援の輪も広がりつつあります。
大分市では、ふるさと納税による寄付が急増しています。
大分市によりますと、災害支援を目的としたふるさと納税の受け付けを21日から各ポータルサイトで始めたところ、寄付が増加し、これまでにおよそ1100件、総額はおよそ1900万円にのぼっています。
寄付金は全て災害支援に充てられる予定で、大分市は「一日も早い復旧に向けて活用したい」とコメントしています。
また、被災した人を支援しようと各地で義援金の受け付けが行われています。
このうち、大分市役所では本庁舎1階や、佐賀関支所をのぞく7つの支所で受け付けています。大分市によりますと、24日時点でおよそ2460万円が寄せられたということです。
・振込先:大分銀行大分市役所出張所
・口座名義:大分市佐賀関地域大規模火災義援金
・口座番号:7523634
