言い訳できない最下位…角田裕毅の窮状に現地メディアも冷たい視線「走行を重ねるたびに現実が突きつけられている」

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状況が好転しない角田には、シビアな判断があってもおかしくないだろう(C)Getty Images

 F1第9戦スペインGP予選でQ1敗退、最下位に終わったレッドブルの角田裕毅。欧州ラウンド3戦目、これまで予選で不振が続いていたことからバルセロナでの走りが注目を集めていたが、またも厳しい結果となった。

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 今回の予選における20番手というタイムが現状の深刻さを浮き彫りにしており、角田が今なおマシンの手応えを掴めずにいることも明らか。角田は予選終了後、グリップに不可解な感触があり改善するに至らなかったと振り返っており、新たな問題を抱え決勝に臨むこととなった。

 この角田の反応は現地メディアでもフォーカスされている。スペインモータースポーツサイト『DIARIOMOTOR』では、角田が「何をやっても状況は変わらなかった」などと述べた、予選時のトラブルを説明したコメントを伝えている。

 同メディアは角田の予選最下位というリザルトを受け、「フォーミュラ1がヨーロッパに上陸したが、レッドブルチームのドライバーペアのパフォーマンスに関してはこれまで何も変わっていない。マックス・フェルスタッペンは勝利を争うレベルを示している一方、チームメイトのユウキ・ツノダは競争力を示すのに苦しんでいる」などと指摘。

 さらに、「彼の発言からは強い不満がにじみ出ており、バルセロナでのフリー走行開始時から様々なセットアップ変更を重ねてきたにもかかわらず、どれも満足いくものではなかったと明かしていた」と説きながら、「走行を重ねるたびに、理想とはほど遠い現実が突きつけられている」と現状を評した。

 また、現地放送局『laSexta』では、チーム加入8レース目でも日本人ドライバーの苦戦が続いていることで、「レッドブル、依然としてセカンドドライバーを見つけられず」などと訴えており、加えて、予選後の角田の困惑気味のコメント内容にも言及。「ツノダは最下位に終わり、自身のペース不足の理由について説明がつかない状況にある」と綴っている。

 3月末でのレッドブル移籍以降、毎回のように逆風にさらされてきている角田。今回のグランプリでは、さらに厳しい試練が課せられている感が否めない。最後尾からのスタートとなる決勝では、果たしてどれだけ巻き返すことができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]