疲れや肩こり、風邪のひきはじめなど、さまざまな不調に効果的なツボ押し。とはいえ、適切なツボの場所や刺激するタイミングなど、詳しい方法はわからないことが多いですよね。そこで鍼灸あん摩マッサージ指圧師の柳本真弓先生に、ESSE読者から寄せられたツボ押しの疑問に答えてもらいました。

Q:1日何回まで?1か所につき何回押すの?

A:とくに決まった回数はなし。ただし、やりすぎは注意

1日何回やっても、何回押しても基本的には問題ありませんが、効き方には個人差があるので最初は3〜5回くらいから始めるのがベター。強さも気持ちよさを感じる程度が適切。自分の体調に合わせて調整を。

【イラスト】ツボ押しを避けるべきタイミングは?

Q:左右やった方がいいの?

A:ツボが左右にある場合は片方だけでも両方刺激してもOK

多くのツボは左右対称にあるので、どちらも押してOK。もし、押しづらい方があったら片方だけでも問題ありません。また両方押してみて、気持ちよかったり、こりがあったりする方を多く刺激しても。

Q:ツボ押しがNGなタイミングは?

A:食後や入浴中、熱があるときはNG

ツボ押しは、“気・血”の流れを整えるので、気や血の巡りが通常と異なるときや、体調に異変があるときは避けた方がベター。具体的には、入浴中、入浴の直前直後、食事直後の満腹時、発熱時、空腹時などです。

Q:どれくらいで効果が見えてきますか?

A:効果の現れ方は人それぞれ。焦らず観察を

個人差が大きく、すぐに効く人と効果がなかなか出ない人で、極端に分かれることも。とくにセルフケアは効果が現れるのがゆるやか。徐々に効果が現れる場合も多いので、まずは1週間継続して、体の変化の観察を。

Q:効果がイマイチわからない…

A:少しでも変化があれば効いているサイン

たとえば左右どちらかのツボが温かい、色が変わった、こりがほぐれたなど、押す前後と比べて、少しでも変化があれば効いているサインです。また、局所的な変化だけでなく体が軽くなるなど、ほかの要素も確認を。

Q:ツボっていくつあるの?

A:361個+αもあります!

教科書的には361個で、そのほかに「奇穴(きけつ)」という特別なツボもあります。漫画に出てくるような「秘孔(ひこう)」は実際にあるか不明ですが、たくさんあるのがツボの奥深いところ。手や足に密集しています。