犬飼貴丈、“ヒーローマインド”とともに歩んだキャリア 2度目の朝ドラ『おむすび』での活躍
NHK連続テレビ小説『おむすび』に言語聴覚士の杉沢聡役で出演中の犬飼貴丈が注目を集めている。2月5日放送の第88回では、栄養サポートチーム(NST)のメンバーが横並びで歩く姿を見た結(橋本環奈)が「何か戦隊ヒーローみたいでチョーかっこいい!」と興奮。そのメンバーの中に戦隊ヒーローではないものの、元・仮面ライダー主演俳優の犬飼が混じっていたことから、Xを中心に大きく話題となったのだ。
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犬飼といえば、真っ先に思い浮かぶのが『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)の桐生戦兎/仮面ライダービルド役だろう。赤楚衛二演じる万丈龍我/仮面ライダークローズとのバディ感は、仮面ライダーに憧れる子どもだけでなく大人の心をもくすぐった。現在、東映のYouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」にて『仮面ライダービルド』全49話が無料配信&プレミア公開されていることもあり、まさに今、“時の人”なのだ。
犬飼は第25回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で芸能界入り。2017年に前述の『仮面ライダービルド』で知名度をあげ、2019年にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』で朝ドラデビュー、映画『ぐらんぶる』(2020年)で竜星涼と共に映画W主演、2021年には大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)に福地源一郎役で出演するなど、俳優として着実にキャリアを積み重ねている。
『なつぞら』では天陽(吉沢亮)の兄・陽平役として、ヒロイン・なつ(広瀬すず)にアニメーターとなるきっかけを与える重要な役どころを演じた。一方、端正なルックスとかわいらしい表情からは想像もつかないような役にも挑戦する度胸を持ち、『ぐらんぶる』で裸体を披露。癖になる歌とダンスで、多くのファンを犬飼ワールドに引き摺り込んだ。 犬飼のYouTubeチャンネル「THE犬飼」では、飾らない姿で自炊や食事をする様子を披露。そこに「俳優としての犬飼貴丈」を演出する視点はなく、実に自然体でのびのびとした姿が見られる。演じている役からは想像もつかないような個性を持つ犬飼は、知れば知るほどさらに知りたくなってしまう俳優だ。ファンからすら“やばい”と言われてしまう数々の個性派エピソードの持ち主ながら仮面ライダービルドとして培った“ヒーローたるや”の美学は持ち続けており、こうした芯の通った漢気に多くの人が夢中になってしまうのだろう。粋で、突き抜けたヒーローマインドをたずさえながら様々な表情を見せる犬飼に、多くの人が心を奪われている。
こうした魅力が持ち味の犬飼だからこそ、2度目の朝ドラ出演となる『おむすび』ではこの後どんな活躍を見せてくれるのかが楽しみだ。すでに犬飼の出演シーンでは、患者が食べ物や飲み物を飲み込むときに身体の機能に問題がないかを評価する「嚥下機能評価」の様子に、初めて仕事内容を知ったと感嘆の声が集まっている。こうした言語聴覚士としての活躍はもちろん、犬飼が演じる杉沢自身が結とどのようにコミュニケーションをとり、影響を与えていくのかも、楽しみなポイントだ。(文=Nana Numoto)

