新米シーズン!米屋6代目のお米マイスターに聞く、 推し銘柄米5選とは?【味・炊き方】
秋になるとにぎわってくるのが〈新米〉の話。お米の銘柄を選ぶのが楽しみな季節ですよね。
しかし、新米の時期がいつからか分からなかったり、種類が多すぎてどの銘柄を選んでよいかわからなかったりと、お困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は五つ星お米マイスターや米・食味鑑定士でありながら、東京・調布にある米店「山田屋本店」6代目の秋沢毬衣さんに、おすすめの銘柄米を教わりました!
新米とは? 時期はいつから?
新米とは、秋に収穫されてその年の12月31日までに精米・袋詰めして出荷されたもののこと。「翌年1月1日になると急に古米になるわけではありませんが、収穫したてのみずみずしさや香りを楽しめるのは、収穫から4か月くらいまでがベストです」(秋沢さん)
お米マイスター推しの銘柄米5選!
近年誕生したものから、愛されつづけているものまで。秋沢毬衣さんの推し銘柄をご紹介します!おすすめ新米?:福、笑い(福島県)

「大粒でもっちりとした食感と強い甘みがあり、しっかり味の魚の煮つけやハンバーグなどにも負けないインパクトがあります」(秋沢さん)。福島県が14年もの歳月をかけてたどり着いたという「かおり、あまみ、ふくよかさ」をぜひ堪能して!
おすすめ新米?:サキホコレ(秋田県)

「一粒一粒がしっかりとしていて、つるんとしたのどごしが特徴。ふわっと華やかな香りがして、朝食に食べると幸せが広がるような幸福感のあるお米です」(秋沢さん)。
おすすめ新米?:ささ結(宮城県)

「料理のプロたちに愛されながらも、冷害に弱く作りづらかった〈ササニシキ〉に、栽培特性にすぐれた〈ひとめぼれ〉をかけ合わせて開発されました。〈ササニシキ〉の魅力を受け継ぎ、粘りは控えめで、あっさりとしてのどごしは抜群。さめてもおいしさが長もちします」(秋沢さん)。
おすすめ新米?:いちほまれ(福井県)

「春に花を咲かせたレンゲソウを土にすき込むなど、環境に負荷が少ない栽培法を守り、サステナブルなお米作りをめざしているのも応援したいポイント」(秋沢さん)。ほどよい粘りと弾力があり、さめてからも甘みが持続するのでおにぎりにも最適です。
おすすめ新米?:金のいぶき(宮城県)

「金のいぶき」は玄米食専用品種です。2011年の春、東日本大震災直後の田んぼに植えられ、たくましく生きぬいた姿は東北・宮城の希望となり、一粒一粒の輝きからその名がつけられました。普通の玄米の約3倍もあるという大きな胚芽が吸水口となり、短時間の浸水と普通炊きモードでもふっくらと炊き上がります。
「根強い人気の理由は、なんといっても炊飯の手軽さと圧倒的なおいしさです。もっちりとしながら、大きな胚芽がプチプチと口の中ではじけ、ごまのような食感も楽しめますよ」(秋沢さん)。
(『オレンジページ』2024年10月17号より)
教えてくれたのは…秋沢毬衣さん
五つ星お米マイスター、米・食味鑑定士。東京都調布市にある?山田屋本店の6代目。全国の田んぼを訪問し、米作りや生産者の思いを国内外へ発信。お米館調布本店、銀座米屋彦太郎のほか、お米の通販サイト「米屋彦太郎」を運営している。
(『2023オレンジページCooking週末ごはん「炊きたてのごはんが主役!」』より)
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