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今年を振り返る特集「2023お金のカタチ」。
「お金」をキーワードに今年のニュースを振り返ります。

【写真を見る】「困っている人を助けたい」 “小学生が5万円を寄付” の話から 「助成金 数千万円を不適切受給」の話まで【2023 お金のカタチ】

TSMC経済波及効果

最初は・・・「6兆9000億円」

TSMCの熊本進出に伴う10年間の熊本県内への経済波及効果の見通しです。

九州フィナンシャルグループ 笠原慶久社長「100年に1度の大規模な大変大きな規模の投資が行われている」

現在建設中の工場に対する国の支援も巨額で・・・最大4760億円。

今後さらに、熊本でのお金の動きが活発になりそうです。

値上げラッシュ

想像がつかないような大きな額が動く一方、目の前では値上げラッシュです。

女性(大学2年生)「スーパーとか行っても野菜が高いし、日用品も高いし」

物価高対策として、大学は学生を支援するために食品や日用品を無料で配りました。

物価の優等生と言われた卵も値上がりを避けられませんでした。

記者「数か月までは300円台前半だった卵も現在は380円まで値上がりしています」

ボディビルダーの元田(もとだ)さん、大会直前は1日20個の卵を食べていて値上がりの影響を受けています。

元田さん「たんぱく質の質が良い食材が他に代わりがほとんどないので」

さらに路面電車の熊本市電(くまもとしでん)の運賃は10円、バスの初乗りは20円の値上げ、厳しい状況が続きます。

自然災害による被害額

続いては、約168億円。

7月に熊本県内で2度、線状降水帯発生した大雨での公共土木施設の被害額です。

記者「雨の影響で県道熊本高森線の道路が崩落しています」

益城町では増水した川の流れに県道が大きく削られ、道路の一部が崩落しました。山都町でも。

記者「山都町では国道445号にかかる金内橋が崩落しています」

さらに農林水産業の被害額も30億円を超え甚大な被害をもたらしました。こうした災害に対応するため、熊本県は約97億円かけて、防災センターを整備。

災害時に停電でエレベーターが使えないことを想定し情報収集の中枢を担うフロアは2階に設置しています。

財産経営課 松尾亮爾 課長「熊本地震のような大規模災害が起きた時、いろいろな機関と連携しながら活動ができる拠点てして機能が果たせるようにという思いがあります」

旅行支援事業の助成金 不適切受給問題

新たな拠点が完成した熊本県庁で今も調査が続く問題が。

「2500万円か4500万円か」

今年2月、テレビ熊本の関連会社、TKUヒューマンがコロナ禍の旅行支援事業の助成金、約2500万円を不適切に受給していたことが明らかになりました。

蒲島知事「このようなかたちで不適切な運用が行われたことは残念」

この問題は今年9月にさらに動きが。関係者による公益通報です。

TKUヒューマンが他にも不適切な助成金を受給し、熊本県の幹部がその不正を見逃すよう指示したとする内容で、公益通報では不適切な受給は他にも2000万円あり、総額で4500万円に上ると指摘されています。

通報した人は。

通報者「県民の税金を間違った方向に使っているということで、すごく苦しかったです」

見逃しの指示はあったのか、県が第三者委員会を設置し調査を続けています。

「困っている人を助けたい」小学生が5万円を寄付

最後は明るいお金の話。

今年2月、小学6年生の女の子が「困っている人を助けたい」と山鹿市社会福祉協議会に5万円を寄付しました。

野口愛菜さん(小6・当時)「3年間貯め続けた大切なものなので、山鹿のために使われると思うと本当に嬉しくて」

家の手伝いをしてもらった小遣いとお年玉を弟と協力して貯めたお金です。そんな野口さんの将来の夢は小児科医になることだそうです。