幼稚園の園長ら、園児に中枢神経抑制薬飲ませたか 検察が捜査/台湾・新北
事態が明るみに出たのは先月14日。園児が今年2月から4月までの期間に教諭から薬剤を飲まされたり、体罰を受けたりしたと訴えたなどとして園児の保護者3人が市警に通報した。幼稚園側はしつけをしやすくするため、意図的に薬を飲ませていた可能性がある。
バルビツール酸系薬剤について林口長庚医院(桃園市)の顔宗海医師はメディアの取材に、現在は症状が重いてんかんの治療薬や手術の麻酔薬として使われ、理論上、一般の人は入手できないと説明。大人用の薬を子供に与えた場合、強い眠気を覚える他、呼吸を抑制するため、命の危険があると指摘した。
園長や教諭ら5人はこの日、検察から取り調べを受け、その後保釈された。また教育局は幼児教育と育児に関する法律に違反したとして、この幼稚園の設立認可を取り消した他、15万台湾元(約70万円)の過料を科すと明らかにした。また園児の転園についても支援する方針を示した。
(黄旭昇、陳婕翎、高華謙/編集:齊藤啓介)
