蔡総統「民主主義への約束はかつてないほど固く」=ビデオ演説 台湾(総統府提供)

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は15日、デンマーク・コペンハーゲンで開かれた国際フォーラム「民主主義サミット」で、事前録画したビデオを通じて演説を行った。民主主義に対する台湾の人々の固い意志を伝え、団結の重要性を訴えた。

蔡総統が同フォーラムで演説するのは4年連続。デンマークのラスムセン元首相が立ち上げた非営利団体(NPO)が主催するもので、2018年から毎年開かれている。今年は15、16日の2日間の日程で対面とオンラインのハイブリッド形式で開催された。

蔡総統は、昨年の民主主義サミット以降、権威主義政権はさらに多くの脅威をもたらしていると指摘。影響力を用いて民主主義体制や自由への自信をむしばみ、偽情報や認知戦によって人々を分断していると批判した。ラスムセン氏をはじめ、台湾を支持する多くの個人や団体が中国から制裁を受けていることに触れた上で「われわれは団結し続け、これらの挑発行為を抑止し、食い止めなければならない」と訴えた。

また「台湾が粘り強さや勇気によって中国の脅威に立ち向かう際、理念が近い国家とのパートナー関係は最も有効な防御になる」と言及し、「台湾の人々の民主主義に対する約束はかつてないほど固い」と強調。「手を取り合って団結しさえすれば、互いをより強くすることができる」と団結を呼び掛けた。

(葉素萍/編集:名切千絵)