台南で鄭成功の記念式典 「台湾の歴史の軌跡懐かしむ」=鄭副首相

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(台南中央社)明代の武将・鄭成功を祭る南部・台南市の延平郡王祠で29日、鄭成功の来台362周年を記念する式典が行われた。式典を主宰した鄭文燦(ていぶんさん)行政院副院長(副首相)は台湾の歴史の軌跡を懐かしむためと述べ、式典の意義を強調した。

鄭成功は1624年に長崎県平戸市に生まれた。明の再興を図り、61年に台湾に渡り、当時台湾を支配していたオランダ人を追放。台南市を拠点に鄭氏政権時代を築き、漢民族による台湾での開拓が始まった。

鄭副院長はこれに触れた上で、台湾各地に延平や成功などと命名された学校や組織、地名が多く見られると紹介。今の台湾があるのは先人が歩んできた道のりのおかげだと述べた。

台南市政府によれば、今年の式典には台湾各地の関係者や平戸市、マレーシアからの訪問団が出席。参加者数としては新型コロナウイルスの流行後、最多を記録した。

(張栄祥/編集:荘麗玲)