馬英九氏、ギリシャで講演 肩書が「台北前総統」に 外交部が訂正要求(delphiforum.grから)

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(台北中央社)ギリシャで今月下旬に開かれるシンポジウムの公式サイトで、同シンポジウムに出席する馬英九(ばえいきゅう)前総統の肩書が「台北」前総統と表記されていたことが21日までに分かった。馬氏の事務所は同日、すでに主催者側に誤表記について連絡し、外交部(外務省)も自発的に主催者側に働き掛けを行ったと明らかにした。同日午後6時現在、肩書は「台湾前総統」に変更されている。

馬氏が出席するのは非営利団体が主催する「デルファイ経済フォーラム」。馬氏は先日の訪中の経験を欧州の政治家に紹介する。馬氏の事務所によれば、主催者側から送られてきた招待状には「Republic of China」(中華民国)と表記されていたという。

馬氏の事務所は外交部が主催者側に連絡を取ったことに対し、肯定的評価を示した。

外交部は同日、馬氏の肩書の誤植を受けて即座に主催者側に電話をするとともに、主催団体のトップに書面で抗議し、訂正を求めたと説明。同部として、国家の尊厳を守る立場に基づき、台湾のいかなる非政府組織(NGO)や民間団体であっても、国際会議やイベントで矮小(わいしょう)化される事態は受け入れられず、主催者側に即座に訂正を求めるとの姿勢を強調した。

(劉冠廷/編集:名切千絵)