北米で日産GT-R 2023年モデルが販売される!

日産 GT-R 2023年モデル北米仕様

2022年10月28日、北米日産は販売終了の噂も立っていた日産 GT-R 2023年モデルについての詳細を発表しました。日産 GT-Rはアメリカでは継続販売され、2023モデルは「プレミアム」と「ニスモ」の2グレードのみで販売されるとのことです。

「ゴジラ」の相性で親しまれる日産 GT-Rはアメリカで2022年モデルが販売されず、2021年モデルが延長販売されていました。そのなかでオーストラリアや欧州では受注停止が報じられ、アメリカでも販売終了が危ぶまれていましたが、この吉報にアメリカのゴジラファンは一安心したようです。

グレード構成が簡略化、大きな変更点はなし

日産 GT-R 2023年モデル北米仕様

登場以来、毎年改良が加えられて生産されている日産 GT-Rですが、北米で販売されるGT-Rの2023年モデルは「プレミアム」「ニスモ」の両グレードともに大きな変更点はないようです。

2023年モデルに搭載されるパワートレインは相変わらず3.8L V型6気筒ツインターボエンジンに6速DCTを組み合わせ、アテーサET-S全輪駆動システムを介して4輪を駆動します。

「プレミアム」のエンジン出力は約570PS・最大トルクが64.6kgf・mと変わりなく、レーシングカーのような専用内外装が備わる「ニスモ」も以前と同じくGT3レース車両用に開発されたターボチャージャーを搭載して最高出力が約600PS・最大トルクも66.5kgf・mと変更はありません。

日産 GT-R 2023年モデル北米仕様

2023年モデルの価格は、プレミアムが11万3,540ドル(約1,680万円)、ニスモが21万740ドル(約3,120万円)と200ドルほど高くなった程度です。隠れた改良があるかと思いきや、2023年モデルに大きな変更点がないことは価格設定が物語っています。

これが最後のR35 GT-R

日産 GT-R 2023年モデル北米仕様

2007年に登場し、1,000万円以下の車両価格であっても名だたるスポーツカーを打ち負かすだけの性能を発揮したR35型GT-Rはスーパーカーキラーとして大注目を浴びました。そのGT-Rも登場から15年が経ち、現在はより安価で高性能なスポーツカーの登場により競争力を失いつつあります。

それでもGT-Rを欲しいという声はアメリカでも多いようです。北米日産は可能な限り生産を続け、最後までアメリカのゴジラファンの期待に答えるつもりかもしれません。

次期型や改良型GT-Rの噂もある日本ではどうなる?

改良型 日産 GT-Rの予想CG

日本における日産 GT-Rの状況も現時点では不明です。GT-Rの元開発責任者で、現在はブランドアンバサダーを務めている日産の田村宏志氏は、GT-Rと明言はしなかったものの「自身が開発に携わった車の将来は新しいチームに引き継いだ」と海外メディアのインタビューに答えています。

また、気になる次期型GT-Rについては「GT-Rは世界最速のスーパースポーツカーである必要がある」「電動に切り替えるかどうかはまだ決定していない」と回答。少なくともGT-Rの今後については確実に社内検討がなされているようです。

その一方で、現在のR35型GT-Rにさらなる良型が加えられるという噂もあります。それによると2023年秋に大幅改良を実施し、パワートレインやエクステリアが刷新されて登場する可能性があるとのこと。とはいえ、2023モデルが登場するとなればアナウンスがあってもよい頃ですが、日本での日産 GT-Rの今後も依然として不透明です。