大谷翔平かトラウトを「トレードせよ」 低迷エ軍に米提言「なぜならレンドンが…」
トラウトの失望、レンドンとの大型契約による障壁も指摘
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席で適時打を放ったが、チームは2-4で敗れシリーズ3連敗を喫した。今季最多借金7と苦境のチームに対し、地元メディアは大谷かマイク・トラウト外野手をトレードで放出することを提案している。
「エンゼルスは球団を救うためにマイク・トラウトかショウヘイ・オオタニをただ放出すべき」とのタイトルで特集したのは米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」だった。
主砲トラウトは2014年から3度MVPを受賞し、MVP投票で9度トップ5に選出される活躍を続けながらも、エンゼルスがポストシーズンに出場したのはその間、たった1度という状況を説明。「エンゼルスの数々の失敗は彼のせいではない」と分析し、投手陣の脆弱さが球団の問題であり続けていると指摘している。
不平、不満を公にすることはないトラウトだが、6月28日のホワイトソックス戦で炎上した中継ぎのエルビス・ペゲロ投手に対し、投球時の癖を試合中のセンターのポジションから“実演”して指摘したとされている。
その動画も公開した同メディアは「トラウトもフラストレーションを抱えている。メンタル的に疲弊しているように見える。怒ってはいないが、ただ失望していた」と主砲の精神状態を分析している。
大谷と新たに契約しても…レンドン&トラウトの契約が問題に
記事では、トラウトは2030年シーズンまで年俸3450万ドル(約46億5800万円)のメガオファーを結んでいるため「彼は残留するだろう。間違いない」と予想する一方、「本当の問題はこれだ。ショウヘイ・オオタニはどうなるのだ?」と問題提起している。
23年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷だが、チームの不振に加え、エンゼルスの財政状況が選択肢を阻めているという。
同メディアは、エンゼルスが2026年シーズンまでトラウトとアンソニー・レンドン内野手に年間7250万ドル(約98億円)を支払う予定となっていることを紹介。大谷が新契約で年俸3500万ドル(約47億円)、7年総額2億4500万ドル(約330億円)という価格を抑えた交渉に応じたと仮定しても、3人で年俸総額が1億500万ドル(約142億円)に及ぶことになり、「ロースター枠26人でたった3人の選手に拠出するにはあまりに大金だ」と指摘している。
そして、記事ではチームの年俸構成上、3人のうち、誰かをトレードに出す必要性を指摘。「トラウトとオオタニ(がともに残留するの)は、ゼロチャンスだ。なぜなら、レンドンの契約は動かせない。彼が健康にならなければ、メジャー史上最悪の契約の1つになる」と故障離脱が2年間続いているレンドンの不良債権ぶりを指摘した。
大谷は今月5日に28歳、トラウトは8月に31歳になる。記事ではレンドン残留を前提とするなら「彼らは少なくとも一考すべきだろう。オオタニかトラウトのどちらかをキープするのなら、より若い選手を選択するかもしれない」と予想している。
「レンドンの契約が彼ら2人を繋ぎ止めることをほぼ不可能にしているので、オオタニかトラウトをトレードせよ。トラウトのようにエンゼルスファンは失望しているのではない。彼らは激怒している」。MVP2人を擁しながらも失速しているエンゼルスの状況に、米メディアも辛口提言に出ていた。
(THE ANSWER編集部)
