キッザニア東京の街並み

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子供たちがさまざまな職業・社会体験をできる施設として人気の「キッザニア」。2021年10月に日本上陸15周年を迎える。それに合わせ、7月から順次、「キッザニア東京」、「キッザニア甲子園」にて、アニバーサリー企画を展開。そのキャンペーンの一環としてスタートする「キッズプロデューサープロジェクト」について、なぜ演者ではなく、あえて“プロデューサー”に焦点を当てたのか、担当者に話を聞いた。

【写真】振付師のakaneさんなど、プロデューサー体験には豪華なサポーターが参加!

■“エデュテインメント”がコンセプト。約100種の体験で子供の職業観を養う

キッザニアは“子供が主役の街”。施設内で体験できる仕事やサービス「アクティビティ」は約100種あり、企業に協賛を得て、楽しみながら仕事を体験できるのが魅力だ。お菓子工場やゲーム会社、シェフ、消防士、ラジオ局やマジシャンの仕事など、多彩な内容は大人の目線でもやってみたくなるような内容で、子供たちの生き生きした姿を見ることができるとあって、保護者の満足度も高い。

単なる職業体験ではなく、“仕事”に応じて「キッゾ」という給料が支払われ、施設内の“銀行”に預けることができる。そうして貯めた「キッゾ」を使って「デパート」で買い物ができ、「自分で働いたお金を貯めて、買い物をする」という経験もできる。「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を融合した“エデュテインメント”がキッザニアのコンセプトだ。

■注目職業・プロデューサーを体験できる特別な企画がスタート

そんな人気施設のアニバーサリー企画として、「キッズプロデューサープロジェクト」がスタート。キッザニア館内を踊りながら楽しませる「パレードダンサー」体験の15周年限定版として、今秋から使用されるアクティビティの楽曲、振り付け、衣装を、プロジェクトに参加する子供たちがプロデュースするというもの。

「アニバーサリーイヤーということで、何ができるか検討していた中で、15周年らしいお祝いのパレードをやりたいという意見が出ました。子供が主役のキッザニアらしさといえば、やはり子供が作るのがいいだろうということになり、今回の企画が始動しました」とキッザニア東京 企画部の辰巳勝洋さんは話す。

「このプロジェクトには、“バブリーダンス”で知られる振付師のakaneさん、作詞・作曲・編曲家の杉山勝彦さん、エンターテイメント集団『ARATAMARI』の主宰で衣装デザイナーのyayoさんが参加してくれます」(辰巳さん)

パレード制作をサポートしてもらうが、主役となるのはあくまで子供たち。そこで、現在、複数回行われる活動に参加できる小学3年生〜中学3年生までを対象にキッズプロデューサーを募集※〜7月4日(日)。「音楽」「ダンス」「衣装」の3つのチームのいずれかに所属し、7月〜10月までの月1回の全体活動と、チームごとの個別活動を通してパレードを作り上げていく。

「選考会はオンラインで行います。コロナ禍で学校などでもオンライン授業やオンライン面接があり、キッザニアでも子供が自宅に居ながら参加できるリモートワーク体験をやってきました。子供たちもオンラインでのやり取りに戸惑いはさほどないようです。通常なら、会場に集まってもらっていますが、安全面も考慮してオンラインでの面接にしました」と辰巳さん。

昨今、音楽プロデュース番組やオーディション番組が流行し、プロデューサーという職業に興味を持っている子供も多い。「流行を意識はしていました。もちろんアイドルや歌手、ダンサーといった演者は華やかで目立ちますが、パフォーマンスやステージを作り上げるプロデューサーもとても魅力的な職業です。たくさんの子供たちが関心を持ってくれたらうれしいですね」(辰巳さん)

■アニバーサリー企画続々。東京・甲子園各施設限定イベントも

15周年企画としては、夏休み期間を中心にさまざまなイベントを予定している。職業体験として登場するのは、新しいスポーツをつくる「スポーツクリエイター」※7月21日(水)〜8月10日(火)や、スポーツ分析のスペシャリスト「スポーツアナリスト」※8月11日(水)〜31日(火)。スポーツに注目が高まる今年を意識して選んだ職業だ。

辰巳さんは「子供たちが、普段、目にするプロスポーツ選手以外にも、スポーツに関わる多様な職業があることを学び、実際に体験できる企画です」と話す。

ほかにも、7月21日(水)〜8月31日(火)には、「それぞれの施設限定のイベントを予定しています。キッザニア東京では『観戦体験』。施設内のサッカースタジアムに設置される複数台のカメラでシュート測定の様子を撮影、多角視点の映像でスポーツを“観る”体験をするというもの。スマートフォンやタブレットでも見ることができるので、親子で楽しめます。キッザニア甲子園では、IoTスマートけん玉で、制限時間内に高得点を目指す『メダルチャレンジ』を実施します」と辰巳さん。8月28日(土)にはスペシャルイベントとしてゴールドメダルチャレンジ大会も行う予定だ。

さまざまな体験が詰まっているキッザニア。「"『なりたい』のために"という15周年のテーマにも通じますが、知られていない職業を知って、体験することで職業観の育成にも繋がっていると考えています。自分たちが普段目にする職業、知っている職業以外にも仕事はたくさんあって、それぞれの魅力があります。そうしたことに気づいて、楽しく体験してもらえたら」と辰巳さん。

キッズプロデューサーたちの仕事始めやその後の過程も気になるところだが、子供たちがどんなパレードを作りあげるのか、辰巳さんも期待しているという。今年秋にお披露目となり、半年程度続けていく予定だ。プロデューサーの募集人数は若干名となっているが、希望する子供たちが一人でも多く“プロデューサー”になって、キッザニアらしいパレードを作り上げることを期待したい。

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