中国のポータルサイトに「子どもがちょっと雨に濡れたことを学校のせいにする中国の保護者は、日本の保護者の姿勢を学べ」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に27日、「子どもがちょっと雨に濡れたことを学校のせいにする中国の保護者は、日本の保護者の姿勢を学べ」とする記事が掲載された。

 記事は、山東省の小学校でこのほど、保護者らが「雨の降る中で児童たちを外に並ばせていた」とのクレームが出たと紹介。これに対し校長が「雨といっても小雨程度だった」と釈明したところ「小雨でも雨は雨」、「子どもたちが風邪をひいたら学校は責任がとれるのか」など保護者から激しい批判が寄せられ、「こんな校長は辞めさせるべきだ」という声まで飛び出したと伝えた。

 その上で、中国の有名な専門家が以前「中国の保護者が抱える最大の問題は、子どもたちを甘やかしすぎていること。日光に当たった、雨に濡れた、さらには校内で転んだと言ってはすべて学校のせいにする」と指摘したことを思いだしたとし、この点において中国の保護者は確かに日本の保護者に学ぶ必要があると論じた。

 そして、日本の保護者は学校の教育に対して基本的に支持をしているとし、身体鍛錬を目的として冬でも薄着で体を動かす教育に文句をつける親はおらず、冬に行われる校内マラソン大会などでは保護者が自分に打ち勝とうとする子どもたちを一生懸命応援する様子が見られるのだと伝えている。

 記事は、未来の中国を担うのは今の子どもたちの世代であるとした上で、その子どもたちがちょっとの雨にも耐えられないような体の弱さでは将来は大いに不安であると指摘。「教育に対する考え方を最も変えなければならないのは中国の保護者だ。いつになったら子どもたちを甘やかさなくなり、学校の教育に必要以上に口を挟まないようになるのか」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)