「理想の死」としてしばしば挙げられる「ぽっくり死」。その背景には、死に至るまでの苦しみへの恐れだけでなく、家族に迷惑をかけたくないという切実な思いもある。死を前にした不安は身体的な痛みにとどまらず、別れや孤独、存在の消滅にまでおよぶのだ。緩和ケアの役割とともに、望ましい最期をめぐる人々の本音とは。 【画像】急性心筋梗塞の怖さ…死亡者の半数以上が「発症から1時間以内」に集中していた臨床死生学・悲嘆学