育ててよ


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ある日夫が持ち帰ってきたのはうずらの卵。

そんな彼の嫌がらせが、こんなことになるなんて…。

ふたりの男の子を育てる主婦のあすか。彼女は夫の和史が自分に執着しすぎていることを悩んでいました。

何よりも自分を優先してもらいたがる和史は、乳幼児の息子にまで嫉妬し、あすかがいくら疲れていても自分ルールを押し付けては要求が叶わないとキレる「モラハラかまって夫」だったのです。

そんな夫が突然「これ育てて」と持ってきたのは、8個のうずらの卵。自分にかまってくれないあすかを困らせるための嫌がらせでしたが、このうずらが夫婦の運命を大きく変えることになります。

「私が結婚したのは、人間? それとも…」

妻の関心を求めるあまり、夫・父親としての一切の責任を放棄した和史と、夫との関係を諦めているあすかが行き着く先は…?

※本記事は前川さなえ著の書籍『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』から一部抜粋・編集しました。

■突然やってきた卵

タイミング難しいのよね


食べたかったの?


黙って言う通りに育てればいいの


また変なこと言い出した…!


今、機嫌を損ねると…


「転卵」もちゃんとするようにね


勘づかれてる


そう簡単に孵るワケ…


著=前川さなえ/『うずら男 モラハラかまって夫が人間をやめるまで』