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犬が見つめる先にいるのは、いったい何なのか。全編を犬視点で描く異色ホラー『GOOD BOY/グッド・ボーイ』より、特報映像、本ポスター、場面カットが届けられた。

本作の主人公は、レトリバー犬のインディ。霊に取り憑かれた飼い主を守ろうとする物語で、最大の特徴は“全編犬視点”で恐怖が描かれることだ。誰もいない部屋の隅をじっと見つめる、何かに向かって突然吠える――犬を飼っている人なら見覚えのある、あの不思議な仕草の先にある恐怖を映画にしている。監督は本作で長編デビューを果たすベン・レオンバーグ。3年に及ぶ制作期間を経て完成させた。

舞台となるのは、飼い主トッドとインディが移り住んだ祖父の家だ。アパートで暮らしていたトッドは体調を崩し、吐血をきっかけに退院後、空き家となっていた祖父の家へ移ることになる。だが、その家でインディは異変を感じ取る。家の隅から漂う影、聞こえる物音、そして飼い主の容態を悪化させていく邪悪な存在。言葉を持たないインディは、それでも必死にトッドを守ろうと奮闘する。

特報は、まさに犬視点ならではの没入感が強い。インディだから感じる匂いや気配、目には見えないのに“何かがそこにいる”とわかってしまう不安、大好きな飼い主が少しずつ蝕まれていく絶望感まで、観る側もインディと一緒に体感させられるような映像になっている。普通のホラーなら人間が気づく異変を、本作では犬のほうが先に察知している。そのズレがかなり不穏だ。

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すでに海外では高く評価されている。2025年のSXSWでプレミア上映され、最優秀犬演技賞を受賞。犬の視点から描かれたホラーとして注目を集め、予告公開後にSNSで話題が拡散。当初は限定公開予定だったものの、急遽1,650スクリーン規模へ拡大された。Rotten Tomatoesでは90%の評価を獲得し、全米で2週連続トップ10入りも果たしている。さらに2026年のアストラ映画賞「ホラーまたはスリラー作品部門」では、主演のインディが動物俳優として最優秀演技賞を受賞するという歴史的快挙も達成した。

犬好きほど怖いのか、それとも犬好きだからこそ切ないのか。『GOOD BOY/グッド・ボーイ』は、ホラー映画の視点そのものをずらすことで、新しい恐怖と感情を呼び起こす一本になりそうだ。インディが見ている“悪”の正体を、劇場で確かめたい。

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『GOOD BOY/グッド・ボーイ』は2026年7月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開。