RKC高知放送

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高知県土佐清水市の公共工事をめぐり公契約関係競売入札妨害の罪に問われている業者の2人の男の裁判が高知地裁で開かれ、検察は、工事を落札した四万十市の元会社役員に懲役刑1年6か月を求刑しました。

公契約関係競売入札妨害の罪に問われているのは、四万十市の会社役員・榮勇男被告(84歳)と、四万十市の元会社役員・小野和幸被告(66歳)の2人です。

起訴内容などによりますと、榮・小野両被告は現在公判中の前の土佐清水市長の程岡庸被告と元土佐清水市議会議員の永野裕夫被告と共謀の上2025年5月28日、土佐清水市がおこなったコミュニティ施設の電気設備の改修工事の指名競争入札で最低制限価格を不正に入手して5913万円で落札した罪に問われています。

4月22日の裁判で、検察側は最低制限価格の情報を漏洩する行為は入札の公正を著しく害するものだと指摘しました。
その上で、小野被告については直接利益を受けた落札業者であることからより責任が大きいとして、小野被告に懲役1年6か月榮被告に懲役1年2か月を求刑しました。

一方、弁護側は榮・小野両被告ともに公共工事を受注できず社会的制裁を受けていることや再犯の可能性がないとして執行猶予付きの判決を求めました。判決は6月10日に言い渡されます。