イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(20日)=AP

写真拡大

 【エルサレム=福島利之】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は20日、エルサレムで開かれた戦没者の追悼式典で演説し、「我々はまだ仕事を完了していない」と述べた。

 米国とイランによる戦闘終結に向けた再協議が取り沙汰される中でも、イスラエルは戦闘継続の用意があることを強調した。

 イスラエルでは22日の独立記念日を前に戦没者を追悼する式典が各地で開かれる。ネタニヤフ氏は演説で「我々のパイロットは、イランの枢軸に対する優位性を示すべく中東の空を支配している」と述べ、イランとの戦闘が優勢にあることを誇示した。パレスチナ自治区ガザなどでの戦果も前面に出し、「我々の国旗はガザの深部から(シリア領の)ヘルモン山の頂まで掲げられている」と訴えた。

 エルサレム旧市街のユダヤ教の聖地「嘆きの壁」で行われた別の追悼式典では、エヤル・ザミール軍参謀総長が「イランの政権は長年、イスラエルの破壊計画を練ってきた。我々は、その野望実現を許さない」と述べた。