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 ◇パ・リーグ オリックス0―7ソフトバンク(2026年4月18日 みずほペイペイ)

 オリックス・西川が9回1死から意地の“ノーノー阻止打”を放った。史上92人目の快挙まで「あと2人」と追い込まれたが、ソフトバンク・上沢の7球目、153キロ直球を中前打。野望を打ち砕く一打に敵地の大歓声はため息に変わった。

 「なんとか、意地でも一本出してやろうと思っていたので」

 カウント1―2と追い込まれ、4球目のワンバウンドしたカーブに反応。ボールはバットの下をくぐったようにも映ったが、球審の判定は「ファウル」だった。天才と称されるミートセンスを、窮地で発揮。「もう、食らいついて。こっちも意地になっていきました」。4回先頭の遊ゴロでは、際どいタイミングに一塁へヘッドスライディング。クールな背番号7が示した難敵攻略への姿勢が、最後の最後に結実した。

 前日に今季最多の18安打13得点を挙げた打線が沈黙し、これで上沢には日本ハム時代を含めてカード別最多の24勝目(9敗)を献上。岸田監督は「(苦戦を)予想はしていましたけど、完全にやられましたね。昨日ちょっと打ち過ぎたかな」と苦笑いしつつ、「改めて対策をしていかないといけない。また当たりますから」と切り替えを強調。打線をけん引する西川も、「毎回毎回、やられてたらいけない。次はやり返せるように」と雪辱を誓った。 (阪井 日向)