「劇的に復活している」投手専念の大谷翔平にNYメディアも愕然 成す術ない“95球の芸術”に衝撃「息をのむ圧倒的なピッチング」

メッツ打線を芸術的な変幻自在の投球で翻弄した大谷(C)Getty Images
貫禄の投球が衝撃を生んだ。
現地時間4月15日、ドジャースの大谷翔平は本拠地で行われたメッツ戦に先発登板。13日のメッツ戦で受けた死球のダメージを考慮し、エンゼルス時代の2021年5月28日のアスレチックス戦以来5年ぶりとなる「投手専念」のマウンドとなったが、6回(95球)を投げ、被安打2、10奪三振、1失点と好投。ドジャースも8-2で勝利して3連勝を飾った。
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試合前に「登板中にできるだけリラックスして、いい感覚でいられるには何が最善かという点を重視した」(デーブ・ロバーツ監督談)というチームの意向もあり、1783日ぶりの投手専念の舞台に上がった大谷は、強力メッツ打線を圧倒した。
5回に1死一、二塁からMJ.メレンデスに適時二塁打を浴びて失点。日本人先発で最長となる連続自責点0イニングは「32回2/3」でストップしたが、この日に許した得点は、この1点のみ。最速100.4マイル(約161.5キロ)を計測した4シームを軸に、スイーパーやカーブ、スプリットなど多彩な球種でメッツ打線を翻弄し、ラストイニングとなった6回には三者連続三振。ベンチに戻る際には万雷の拍手が送られた。
投球(95球)の約半数近い42%の空振り率を誇った大谷。芸術的ですらあったキレッキレの投球を目の当たりにし、メッツの地元メディアも偉才に脱帽している。
普段は敵味方関係なく辛辣なニューヨークの日刊紙『New York Post』は「打者としてスタメンから外れた珍しいこの夜、4度のMVP受賞者は、息をのむような圧倒的なピッチングでチームに応えた」と絶賛。さらに「おはようございます、こんにちは、そしてグッドナイト――。まさにそんな感じの試合だった。オオタニを投手としての役割に専念させる采配は、完璧に功を奏した」と、“主砲”を先発から外したドジャース側の判断を称え、こうも記している。
「過去2年間、自身2度目のトミー・ジョン手術からの回復に多くの時間を費やしてきたオオタニにとって、この試合はフルタイムの投手として、劇的な復活をしつつあると改めて示すものとなった」
サイ・ヤング賞獲得の可能性も感じさせた大谷の投球。ニューヨークのメディアも唸らせた内容は、まさにエースのそれだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
