《父親の送迎後に何が》安達結希くんの遺体、司法解剖の結果は「目立った外傷なし」「死因特定に至らず」死亡推定は3月下旬ごろ【京都府南丹市・小6男児行方不明】
京都府警は4月14日午前から司法解剖を行った結果、前日に京都府南丹市で発見された男の子とみられる遺体の身元について、行方不明になっていた安達結希くん(11)であることを発表した。
【写真】スコップを手に規制線奥のケモノ道に入っていく捜索員や捜査をしている一本道の深部など。他、異様な雰囲気に包まれる園部小の登校風景なども
父親が警察に説明した内容などによると、結希くんは3月23日午前8時頃、父親に小学校の敷地内までクルマで送り届けられた後、忽然と姿を消した。3月29日、小学校から西に約3キロの地点で、結希くんの親族が彼のランリュックを発見。4月12日午後には、小学校と結希くんの自宅の間にある山中で、失踪時に履いていたものとみられる黒いスニーカーが見つかった。
結希くんの遺体が発見されたのは、小学校から南に約2キロ離れた林道付近だった。大手紙社会部記者の解説。
「発見場所はこれまで手がかりが見つかったあたりと全く違う場所で、コンビニエンスストアなどがある市街地から、南部にある農村地域に抜ける山あいの林道付近です。クルマが1台通れるくらいの幅の長い一本道で、左右をうっそうとした雑木林が囲んでいる。地元の人間もクルマじゃないと通過しない道でしょう」
年齢不詳の変死体とされていたが、結希くんが行方不明になっていた際に身に着けていたものと酷似した服装をしていたことがわかった。
「ご遺体は腐敗が進んでいて、一部白骨化しているとのこと。濃いネイビーのフリースにベージュの長ズボン、フリースの下に『84』というロゴが入ったトレーナーを着用していたことが判明しており、府警は『結希くんの服装と矛盾がない』と説明。司法解剖を経て、結希くんだと確認されました」(前出・社会部記者)
司法解剖を通して、目立った外傷などは確認されなかったという。前出の社会部記者が明かす。
「府警の発表によると、死亡推定は3月下旬頃とされています。目立った外傷はなく、衣服が破れているといったこともなかったようです。『現時点で死因を特定するに至らなかった』としています。
死因を特定できなかった以上、事件性の有無もまだ判断がつかないようで、事件と事故の両方の可能性を鑑みて捜査を進めていくそうです。
府警側の『細かな欠損等々については相当数になってるところもある』というのも、ご遺体の状態があまり良くないことから出たコメントでしょう」
人々の祈りもむなしく、無言の帰宅となってしまった──。せめて結希くんが命を落とした経緯について、真相が1日でも早く明らかになることを願う。
