大谷翔平 流れ引き込む会心のシーズン初“先頭弾返し”で連勝に貢献 今季初の先頭打者&本拠地弾
◇インターリーグ ドジャース6―3レンジャーズ(2026年4月11日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が11日(日本時間12日)、本拠でのレンジャーズ戦に「1番・DH」で出場。今季初、通算25本目となる先頭打者本塁打を放つなど、4打数2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
レンジャーズ・ニモの先頭打者本塁打で先制点を失った直後の初回。大谷が見事な“先頭打者弾返し”で試合を振り出しに戻した。初対戦となったレンジャーズ先発・ライターがカウント2―1から投じたスライダーを強振。打球は美しい放物線を描き、右翼席中段へと一直線に向かった。打球速度104.5マイル(約168.1キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)、角度36度の完璧な当たり。打った瞬間、スタンドインを確信した大谷は一塁方向にゆっくりと歩を進め、悠々とダイヤモンドを巡る。ベンチに戻ると、ナインと歓喜のハイタッチ。ロハスとはおなじみとなった「デコピンポーズ」で喜びを分かち合った。
4月6日(同7日)のブルージェイズ戦以来、4試合ぶりとなる4号本塁打は今季初めての本拠・ドジャースタジアムでの一発となった。先頭打者弾は今季初で通算25本目。“先頭弾返し”は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝のベネズエラ戦以来で、レギュラーシーズンでは日米通じて初めてのこととなった。
会心の“お返し弾”で連続出塁記録も45に伸ばした。昨年8月24日(同25日)のパドレス戦から連続試合出塁を継続。前日の試合で2009年にイチローが記録した日本選手最長記録を更新し、記録をさらに伸ばした。状態は右肩上がり。今後のさらなる活躍とともに、記録もどこまで伸ばすかにも注目が集まる。
大谷の先頭打者弾に味方も続いた。初回2死一、二塁からT・ヘルナンデスが左中間席に勝ち越しの3ランを放ち、この回4得点。初回で試合の主導権を握った。投手陣も先発のシーアンが6回4安打3失点と試合をつくり、リリーフ陣もリードを死守。6―3で迎えた最終回は前日の試合で3点リードを守り切れなかった守護神のディアスではなく、トライネンとベシアで締めくくった。試合終了の瞬間、ベンチの大谷も右拳を振り上げ、喜びを表現した。
投打がかみ合う形連勝したドジャース。14試合を終えて貯金は8となった。ハイペースで白星を積み重ね、目標の3年連続ワールドチャンピオンへと突き進む。
