大谷翔平の“1番固定”は「意味が分からない」 元MLB戦士がドジャースの起用法に異論「3番を打ったら年間150打点は稼げる」

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球界屈指の強打者として君臨する大谷。しかし、彼はドジャース入団以来、1番打者として起用され続けている(C)Getty Images

 オフに4年総額2億4000万ドル(約379億2000万円)で巧打者カイル・タッカーを獲得したドジャースは、かつてないほどの強力打線を形成。対峙する投手陣たちの脅威となり続けている。

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 それでも王者がゆえに批判は受ける。現地時間4月2日には、往年のレジェンドであるケニー・ロフトン氏が「なぜ、ショウヘイを先頭打者にするんだ?」と打順への不満を漏らした。

 現役時代に通算2428安打に加え、622盗塁を記録したロフトン氏。MLB屈指のリードオフマンだった名手は、米ポッドキャスト番組『All The Smoke Baseball』において「ショウヘイを1番で使い続ける意味が全く分からない。最初の打席では1安打、1得点、1打点しか取れない」と疑問を呈した。

 ドジャース入団以来、大谷は「1番」で固定され続けている。この背景には、チーム屈指の強打者である彼により多く打席に立たせるメリットがある。ただ、今季は、現地時間4月3日時点で23打数5安打(打率.217)、1本塁打、4打点、0盗塁、OPS.754と低空飛行が続いており、打線の噛み合わせとしてややブレーキになっている感も否めない。

 より得点力を向上させる上でも大谷を中軸に据える打順変更は興味深くもある。「今、ショウヘイが3番として出場すれば、3ランホームランを打つチャンスがある」と断言するロフトン氏は、こう続けている。

「仮に先頭打者が(ソロ)ホームランを打っても入るのは1点だけなんだ。だったら、ショウヘイの前にランナーを置いて、得点機を創れば、得点数も伸ばせる。俺が言っているのはシンプルな話さ。もしも、彼が3番を打っていたら年間150打点は稼げるチャンスがある。だけど、彼はずっとそんな機会を得ていない。理由が俺にはわからないよ」

 もっとも、レギュラーシーズンは始まったばかり。ここから得点力をさらに高め、打線の機能性が増していけば、外野の喧騒も静まっていくに違いないが……。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]