地震で休業 解体進む和倉温泉「加賀屋」 飲食施設が独立 向かいの食堂に 「能登頑張っていますよと伝えたい」
地震の影響でいまだ多くの旅館が休業を余儀なくされている石川県七尾市の和倉温泉。その復興に向けて、老舗旅館「加賀屋」がこれまで旅館内で運営していた飲食施設が新たに食堂として生まれ変わり、3日、オープンを迎えました。
おもてなし日本一の旅館として、多くの温泉客から愛されてきた老舗旅館「加賀屋」。
能登半島地震の影響で休業が続いていて現在、再建に向けた解体作業が始まっています。
その加賀屋がこれまで旅館内で運営していた飲食施設「とと楽」が、旅館の向かいに食堂として独立することになり3日、オープンの日を迎えました。
和倉温泉とと楽食堂・三輪 徹 店長:
「加賀屋の器とかも使いながら、 多少傷があったり下げた器もありますけど、その器を使うことで、また皆さんに『能登頑張っていますよ』ということを伝えていけたらと思います」
「とと楽食堂、きょうオープン します、よろしくお願いします」
午前8時のオープンと同時に、早速多くの人が訪れ、能登の食材や調味料を使った食事を堪能していました。
来店客:
「中島菜の佃煮おいしいですね。やっぱりにぎわってほしいですよね。ここが観光の拠点になると思うので」
「食べられるところがなかなか少なかったので。飲食ないとね、 最近のお客さん、総湯にきても必ずしも泊まらないので、こういう場があったら助かります」
現在、和倉温泉で営業を再開しているのは、まだ全体の半数以下。
加賀屋だけでなく、和倉温泉全体を願った再出発です。
和倉温泉とと楽食堂・三輪 徹 店長:
「和倉温泉が一番にぎわっていたお客さまであふれていたころになるように、前向きに、また新たに進んでいけたらと思っています」
能登の食材を使った食事を提供するこちらの食堂は、午前8時から午後4時まで営業しているということです。
