「太るから飲むべきじゃないって…」五輪女王リウがフィギュア界の“実情”を激白 水分補給も制限される壮絶経験「本当に狂っていると思った」

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十代で引退を決したリウは、当時の壮絶経験を赤裸々に明かした(C)Getty Images

 世界女王の衝撃的な告白が波紋を呼んでいる。

 現地時間3月8日に米老舗誌『Rolling Stone』のインタビューに応じた女子フィギュアスケートのアリサ・リウ(アメリカ)は、自身が受けていた壮絶な指導を打ち明けた。

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 先のミラノ・コルティナ冬季五輪で2つの金メダルを獲得し、一世を風靡したリウ。日本の坂本花織中井亜美らと上位争いを繰り広げた女子シングルでの創造性に溢れたスケーティングはもちろん、黒と金をあしらった縞模様の独特なヘアスタイル、さらに天真爛漫な振る舞いは、大衆の心を鷲掴みにした。

 もっとも、現在二十歳の彼女も決して平たんな道のりを歩んできたわけではなかった。

 わずか13歳だった2019年に史上最年少で全米選手権優勝を飾ったリウは、2022年の北京五輪後に、「スケートは仕事」と語りながら16歳という若さで現役引退を表明。約2年後に復帰を果たすものの、「普通のティーンエイジャー」として生活を求めた空白の期間があった。

 1度目の現役引退を決意させた背景には、若くして受けた厳しい指導も影響していたという。食べ盛りでもあった当時にリウは、食べ物はおろか、飲み水さえも制限されていたと明かした。

「狂っていると思いました。食べ物だけじゃなく、水も飲んではいけないと言われたので。『水分を取ると太るから飲むべきじゃない』って言われ、『うがいにしときなさい』と言われたんです。頭おかしいんじゃないのって。本当にどうかしてると思ってました」

 さらにリウは、米紙『New York Times』においても「当時は休みが一日もなかった。私は10代の子ども。それなのに休みがないなんて絶対に嫌だし、ありえないことだった」と証言。徹底管理の下でフィギュアのスキルを叩き込まれたという。

 女王が赤裸々に明かした“実情”は、多くの反響を生んだ。X上では「トップアスリートなのにコーチが水分補給を拒否し、減量のためにうがいをしろなんて言うなんて」「完全に狂ってる」「児童虐待じゃないのか」「子どもにこんなことをするのは指導じゃない」といった驚きの声が噴出した。

 コーチが徹底的に選手を監視するスパルタ指導についてリウは「そういうコーチにこそ、より良いトレーニングが必要」と断言。フィギュア界の未来を憂い、変革を求めた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]