北京五輪・男子ハーフパイプに出場した平野海祝【写真:松尾/アフロ】

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北京五輪・男子ハーフパイプ決勝

 ミラノ・コルティナ五輪は13日(日本時間14日)に男子ハーフパイプ決勝が行われる。日本勢のメダル獲得に期待が高まる競技。技の“高さ”も得点に大きな影響を与える。

 前回の2022年、この“高さ”で衝撃を与えたのが、平野海祝だった。決勝の1回目試技。なんと高さ24.4フィート(約7.4メートル)の超ビッグエアを見せつけ、これが世界新記録の高さだと話題になった。

 勢いよく宙に跳び上がると、頂点で見事なトリックを決めた。NBCスポーツ解説者を務めた伝説的な名手トッド・リチャーズ氏は、自身のSNSで「カイシュウがこれで世界新記録。この高さから世界がスローダウンしていくのを想像してみて…今夜最高の瞬間だ」と記した。

 また米地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」は記事で「重力の法則を無視する歴史的なジャンプ」「メダルには届かなかったものの、その才能は否定しがたいものだ」などと絶賛。米メディア「インサイダー」も「3階建ての家より高いジャンプを跳び、五輪ショーを席巻」「ハーフパイプの深さが22フィート(約6.7メートル)と考えると、ピーク時のヒラノは地上から44フィート(13.4メートル)以上飛んでいたことになる」と伝えた。

 米経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」などに寄稿するライター、マーカス・バラム氏も「これは、カイシュウ・ヒラノの信じられないようなエアだ。まるで5分間浮いているみたいだ」と表現した。兄・歩夢が同じ種目で日本スノーボード史上初の金メダルを獲得したこの大会。当時19歳の平野は9位だったものの、強烈すぎるインパクトを残していた。

(THE ANSWER編集部)