歯の彫刻で技を競う

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入れ歯や矯正装置を作るのが「歯科技工士」です。しかし、人材不足が深刻となっています。こうした中、将来歯科技工士を目指す学生たちによる競技会が開かれました。

熊本歯科技術専門学校で開催されたのが、年に1度の競技会。

■前田清鈴記者
「こちらの彫刻、歯の形を再現されています」

種目は「歯型彫刻」。歯科技工士を目指す人は年々減少し、人材不足とともに高齢化も深刻なこの業界。未来の歯科技工士科32人が国家試験の実技科目でもある歯型彫刻に挑戦します。制限時間は1時間。石こうでできた棒を彫って、歯の形を再現します。

お題として出されたのは上下の2本の歯ですが見本はなし。学生たちはこれまでに学んだ知識や技術を頼りに歯を作り上げていきます。歯の形は人によって大きさが異なりますが、基本となる形や特徴は決まっていて、速さと正確さが求められます。

■歯科技工士科2年・有田柚友さん
「普段から指摘されていたところは気を付けて作ることが できたが(歯の)全体のバランスを見れる余裕があったほう がいいと思った。歯を通して患者様の笑顔と健康を守れる歯科技工士になりたい」

学生たちが挑んだ歯型彫刻。評価が高かった学生は19日に表彰されるということです。