この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

YouTubeチャンネル「GENKI LABO」で、市岡元気先生(サイエンスアーティスト)ら6人が、理系女子をテーマに「リケジョ呼びは悪いの? なぜ理系女性が増えないのか徹底討論してみた!」と題した座談会を開いた。

動画の主要テーマは「理系女子(リケジョ)」という言葉の適切性である。俳優・サイエンスコミュニケーターの佐伯恵太氏は、自身のSNS投稿をきっかけに、この言葉に対する多様な意見があると語った。現役の理系女子であるゆっぴ氏は、これまで「リケジョ」に否定的な印象を持っていなかったが、佐伯氏の投稿で初めて、そう受け取る人もいると知ったという。サイエンスアーティストのおがちゃん氏は、「リケジョ」が「変わった人」という意味合いで使われることが多く、「下に見られている」と感じてきた過去を明かした。

東京大学講師の山野泰子氏は、高校で理数コースを選んだ際、教師から「なんでわざわざイバラの道を選ぶのか」と言われた経験を述べ、周囲の言葉が「この道は大変だ」というイメージにつながると指摘した。東京大学教授の横山広美氏は、STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得)問題の際、メディアが「リケジョ」という言葉を多用し、それが研究者を傷つけたとし、「その言葉に傷ついてきた女性がとても多い」と語った。登壇者は総じて、「リケジョ」という言葉は使う人や文脈によって受け止め方が大きく異なり、特に「理系=男の子」という社会的イメージと結びつきやすい点が課題だとの認識を示した。

横山氏は、OECD(経済協力開発機構)加盟国の高等教育機関におけるSTEM(科学・技術・工学・数学)分野の女性の割合に関するデータを示し、日本が自然科学、数学・統計、工学・製造・建築の各分野で「最下位」であると指摘した。日本の女子生徒は数学の成績が高い一方で、理系は難しいと感じ文系へ進む傾向があるという。佐伯氏は「能力の差ではなく“イメージ”が問題」であると述べ、これは個人と社会にとっての機会損失だとした。

少子化が進む日本では、科学技術に携わる人材の確保が課題である。AI(人工知能)やビッグデータが社会をけん引する時代に、理系分野を「やっぱりダメかも」と諦めてしまう学生がいる現状は、先行きへの不安につながるとの見方があった。

理系女子を増やす具体策として、横山氏は「会社の中の仕事を私たちにもっと知らせてほしい」と述べ、企業が理系職種の仕事内容や魅力を積極的に発信する重要性を強調した。おがちゃん氏は、幼少期にサイエンスカフェで女性研究者に憧れた経験を挙げ、「憧れになるような理系の女性がいたことが大きかった」と語り、幼少期からのロールモデルとの出会いの重要性を指摘した。佐伯氏は、高校でサイエンスコミュニケーションの授業を通じて「科学はみんな活躍できる」と伝えた結果、男女比が9:1だったクラスが6:4に変化した事例を紹介し、入学時点での「やっぱりダメかも」という意識を和らげる、入口での働きかけが重要だと述べた。

座談会を通じて、言葉の扱いへの配慮、理系職の仕事内容の可視化、幼少期からの科学体験やロールモデルとの出会いを促す環境づくりが重要であるとの認識が共有された。ジェンダーに関わらず、誰もが科学の面白さに触れ、その道を自由に選べる社会の実現が求められている。

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