せっかく頑張っていたのに──「PTAは暇な奥さんのお遊び」夫の偏見発言にムカッ!
現在は忙しい時間をやりくりしながら、 お子さんの学校のPTA活動に参加している方も多いことかと思います。筆者の友人のAさんもその一人でした。
そんなAさんの努力に水を差すような夫の発言が!
これは夫の心ない発言にムカッとしたAさんのエピソードです。
みんな下を向く委員決め、、、その雰囲気に耐えられなかった私
子どもの小学校にまつわることでゆううつなのがPTAの委員決め。
毎年、各委員会活動の委員はスムーズに決まりません。
その年もそうでした。
委員を決める保護者会は欠席する人が多く、教室の席はガラ空きでした。
私は出席してしまったことを後悔しましたが、あとの祭り。
「だれか引き受けてくれませんか」という先生の声に、みんな下を向き、教室内は重苦しい雰囲気に包まれていました。
私はその雰囲気に耐え切れず「私がやります」と手を挙げてしまったのです。
忙しかった学年委員
私が引き受けたのは【学年委員】という委員です。
うちの子どもの学校の学年委員の活動は、年数回の保護者懇親会の準備。
これは保護者会のあとに教室を使って行う時と、飲食店を利用して保護者だけのランチ会として行う時、先生を招いて夜に食事をしながら懇親会の時がありました。
その他には、運動会の会場の受付や保護者の誘導。
学校の近くの公園を使用して行うマラソン大会の警備もあり、活動は多岐にわたりました。
仕事との両立は大変でしたが小学校に行く機会が増え、学校での子どもの様子を目にすることができました。
親しくできるママ友もでき、今では引き受けて良かったと思っています。
夫の偏見と無理解にムカッ
楽しいことが多かったPTA活動だったのですが、ただ一つ腹立たしく感じたことがありました。
それは夫の「PTAは暇な奥さんたちのお遊びだ」という発言です。
PTA活動は学校から交通費など少額の手当てが出るところが多いと思いますが、ほぼ無料奉仕に近いです。
そのような中で保護者たちは仕事や家の事情がありながらも、それぞれ工夫をして時間をやりくりして活動に参加していました。
PTAの存在について賛否はありますが、PTAを通じて子どもたちの成長を支援しようと頑張っている保護者が大半です。
自分の時間を削ってPTA活動に参加している保護者にたいして感謝の気持ちもなく、偏見に凝り固まった夫の発言にムカッとしました。
【体験者:40代・会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。