台湾を「半導体先進プロセスセンター」に 蔡総統が意欲

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(新竹中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は30日、日立ハイテクの台湾現地法人、日立先端科技の半導体先端技術開発センター鏡開き式に出席した。外資系企業が台湾への投資を拡大させていることに触れ、台湾を「半導体先進プロセスセンター」にすることに意欲を示した。

技術開発センターは北部・新竹県竹北市に設置された。蔡総統はあいさつで、日立ハイテクは台湾で半世紀以上にわたって事業を展開し、台湾の半導体先進プロセスの発展において不可欠な役割を担ってきたと紹介。28ナノプロセスから始まり、さらには2ナノ以下のプロセス設備の開発を進めようとしているとし、「台湾の産業発展に重要なエネルギーを注入し続けている」とその貢献をたたえた。

蔡総統は、ドイツのメルクをはじめ、世界の大企業が相次いで台湾への投資拡大を発表していることに言及し、国際社会が台湾への投資の展望に信頼感を抱いていることの表れであると同時に、台湾の半導体産業が世界のサプライチェーン(供給網)で重要な地位を占めていることを浮き彫りにしていると述べた。

(魯鋼駿/編集:名切千絵)