万沙浪さん(右)=資料写真

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(台北中央社)台湾原住民(先住民)族プユマ族出身の歌手として知られた万沙浪(本名王忠義)さんが18日、亡くなった。74歳だった。

芸名である万沙浪はプユマ語で「成人した勇士」の意味。1971年の映画「風從哪裡来」でタイトルと同名の主題歌を歌い有名になった。他の代表曲に「娜魯湾情歌」や「愛你一万年」などがある。

人気が下火になった後、新たなチャンスを求めて87年に中国に渡った万沙浪さん。春節(旧正月)の年越し番組「春晩」に出演するなどしたが、当時の両岸(台湾と中国)政策の影響で8年間台湾に戻ることができなかった。

97年、階段から落ちて脳を損傷。近年は半身まひなどに苦しんでいた。

(葉冠吟/編集:楊千慧)