ブリンケン米国務長官

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(ワシントン中央社)ブリンケン米国務長官は9日、スイス・ジュネーブで21日から開かれる世界保健機関(WHO)総会について、台湾をオブザーバーとして招請することを強く求める声明を発表した。これを受け外交部(外務省)は10日、心からの歓迎と感謝の意を表明した。

ブリンケン氏が2021年1月に現職に就いて以来、台湾の総会参加を呼び掛けるのは今回で3回目。台湾の専門知識を議論に役立てることを強く推奨すると訴えた。

台湾については、国際保健の分野で非常に有能で責任感のあるコミュニティーだと紹介。過去にもオブザーバーとして招請されているとし、台湾の公衆衛生分野の専門知識、民主的ガバナンス、先端技術は総会の議論に大きな価値をもたらすとした。

また優れた国際フォーラムである総会から排除されることは不当であり、世界が求める包括的な公衆衛生協力と安全保障を損なうと訴えた。米国が台湾の国際フォーラムへの参加を支持することは、台湾関係法や米中間の3つの共同コミュニケ、米国の「一つの中国」政策に沿ったものだとの認識を示した。

台湾は09年から8年連続でオブザーバーとして総会に参加していたものの、中国の反対で17年以降、招請をされていない。

(徐薇婷/編集:齊藤啓介)