台湾、詐欺犯罪撲滅目指す新綱領を閣議決定 法律と技術面で対策強化図る
閣議後に記者会見した羅秉成(らへいせい)代理報道官によると、陳建仁(ちんけんじん)行政院長(首相)は席上、詐欺犯罪に打撃を与える取り組みについてすでに一定の成果が出ているとしながらも、自己満足になってはならないと強調。関係部会(省庁)は計画に沿って速やかに対応を進めるべきだとし、地方政府や民間団体などと協力して詐欺防止策を推進し、詐欺犯罪との接触や信じ込み、損害をそれぞれ減らす目標を達成するよう求めたという。
行動綱領1.5版では、各省庁や民間団体などと共に詐欺犯罪に打撃を与える国家チームを組織した上で、法律と技術面から根源を絶って末端を浄化し、被害者の減少を目指す。その上で投資に関する広告の実名制や詐欺広告の掲載取りやめ制度、悪意あるSMS(ショートメッセージサービス)の遮断などの実施によって通信の流れと人や金の動きの削減を図る。羅氏は、被害に遭わないための心構えの周知なども行うと語った。
行政院は昨年7月に行動綱領1.0版を定め、詐欺犯罪撲滅に向けた取り組みを推進している。
(頼于榛/編集:齊藤啓介)
