馬英九氏の肩書、「台北前指導者」に 外交部が厳正に抗議 ギリシャのシンポ/台湾
馬英九氏の肩書、「台北前指導者」に 外交部が厳正に抗議 ギリシャのシンポ/台湾
写真拡大
(台北中央社)ギリシャで開かれているシンポジウムの公式サイトで、登壇者の馬英九(ばえいきゅう)前総統の肩書が25日、「台北前指導者」に変更された。外交部(外務省)は27日、すでに駐ギリシャ代表処(大使館に相当)を通じて主催者側に厳正な抗議を表明し、訂正を求めたと明らかにした上で、矮小(わいしょう)化は「決して受け入れられない」と強調した。
馬氏の肩書を巡っては、「台北前総統」と表記されていることが21日までに分かり、外交部の抗議によって同日、「台湾前総統」に訂正されていた。だが、25日に「台北前指導者」に変更された。馬氏の事務所によれば、馬氏は現地時間26日に同シンポジウムの開会式に出席した際、ギリシャのサケラロプル大統領や主催団体の創設者に対し、肩書の問題を直接申し入れた。サケラロプル大統領からは謝罪の言葉を伝えられ、主催者に訂正を要請する姿勢が示されたという。
外交部の劉永健(りゅうえいけん)報道官は27日の定例記者会見で、主催者が一度は表記を訂正したにもかかわらず、開会前日に再び肩書を変更した行為は「理解しがたい」と批判。国際イベントに出席する非政府組織(NGO)や民間団体が矮小(わいしょう)化の状況に直面するいかなる場合においても、台湾はこれを決して受け入れない考えを示し、肩書の訂正を求め続ける方針を示した。
(劉冠廷/編集:名切千絵)
外部サイト