【開幕スタメン予想|柏】システムは4−3−3が濃厚。左右のサヴィオ&山田、小屋松&仙頭の連係にも注目
【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列
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[試合情報]J1リーグ第1節/柏対G大阪/2月18日/15:00@三協F柏
2月12日に行なわれたPSMちばぎんカップにて、柏は昨季までの3−5−2ではなく、4−3−3のシステムを用いた。これについては、ネルシーニョ監督自身が「今年は4バックがメインになる。キャンプでも4バックで全体に戦術を落とし込むことに時間を割いてきた」と明言していることから、開幕戦は4−3−3システムで臨むことが濃厚である。
柏在籍5年目でネルシーニョ監督のサッカーを熟知している右SB川口尚紀や、高いビルドアップ能力を有する左利きの大型CB田中隼人にも食い込むチャンスは十分にあるだろう。
中盤のトライアングルは高嶺朋樹、仙頭啓矢、山田康太で間違いない。もちろん新戦力とあって連係面で課題があるのは確かだ。ただ、彼らは攻守両面において昨年の柏にはなかったプラスアルファをすでにもたらしており、開幕戦に限らず今季の柏の浮沈の鍵を握る3人として、ネルシーニョ監督の信頼を早くも勝ち取っている。
前線はマテウス・サヴィオ、小屋松知哉、細谷真大が3トップを形成する。この3人は昨シーズンも柏の攻撃の中核を担い、結果も残した。また、M・サヴィオと山田、小屋松と仙頭、左右それぞれのサイドでは新戦力との連係から切り崩す形も作れている。
他には、昨シーズン7得点を記録した武藤雄樹、193センチ・99キロにして抜群のスピードを誇る新外国籍選手フロートという選択肢もあるが、武藤は切り札として起用される可能性が高く、フロートにいたっては登録の問題でおそらく開幕戦には間に合わない。
ネルシーニョ監督が「チームの状態がどのくらいかと言えば、100%というにはまだほど遠い」と言うとおり、現時点ではチームは構築段階。特に守備面の連係と後方からのボールの動かし方にはまだ課題が山積だが、11人中5人が新戦力となれば戦い方は大幅に変わる。攻撃力の向上を目ざした補強の成果を発揮できるかが、開幕戦勝利の鍵になりそうだ。
取材・文●鈴木潤(フリーライター)
