六甲バターの新商品、濃厚で滑らかなチーズソースをもっちり食感のチーズ生地で包んだ「包み」が好調です。

2021年9月の発売から3か月で、累計出荷個数100万個を突破しました。計画比の180%にあたる大ヒットです。

チーズの味も濃厚

もちっ、そしてねっとりとした、なんともいえない食感が特徴の「包み」は、もともと「チーズの大福」を目指して開発がスタートしたそうです。

濃厚で滑らかなチーズソースを、もっちりとしたチーズ生地で包み込むことにより、独特の食感が完成したそうですが、チーズをチーズで「包餡」するのはなかなか大変なことで、発売に至るまで7年かかったといいます。

商品は、「包みカマンベール風味」「包みゴルゴンゾーラ風味」の2フレーバー。1袋に5個入って価格は250円(税別)です。

気になった記者も食べてみました。

包みを開けるとカマンベール、ゴルゴンゾーラの香りが漂ってきます。

冷蔵庫から出してすぐ食べても、中のとろり感と外のもっちり感はわかるのですが、おすすめは"少し常温で置いてから"。外側と内側の食感の違いがより鮮明になって面白いです。一口かじると、中からはとろ〜りとしたチーズが出てきますよ。

チーズの味も濃厚なので、ワインはもちろんいろんなお酒に合いそう。おやつにもよさそうです。

オリーブオイルと塩・コショウをかけると、また違った美味しさが出ていいおつまみになりました。ホリデーシーズンの食卓によさそうです。

SNSでも「もっちりではない」「なんだこの食感」「なんとも言えない」といったコメントが出ています。開発担当者である、製品開発部の上村亮太さんは、この独特の食感を、

「パンケーキ以上ゆで卵未満のまとまりやすさで、ぶどうより柔らかくシュークリームより硬いが、そんなにくっつく感じはない食感」

と表現します。

「逆にわかりづらくなった気もしますが(笑)、なんともいえない食感はこう定義することにしました」