ローン移籍“地獄”を抜け出し「成功者」となった5名

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大きな動きを見せた今夏の移籍市場。日本人選手に関しては、多くの期限付き移籍が決まった。

そこで今回は、ローンでクラブを転々するも最後にチャンスを掴んだ選手たちを見ていきたい。

ロレンツォ・インシーニェ

ナポリではキャプテンを務めているイタリア代表、インシーニェ。

ユース時代からナポリ一筋の選手だが、若手時代には複数のクラブへ期限付き移籍に出されていた。3部カヴェーセでのプレーを経て、2010-11シーズンには名将ゼーマン率いる3部フォッジャへ加わり、得点を重ねた。

翌シーズンは再びゼーマンが指揮を執るセリエBペスカーラへ加入し、これが転機となった。

後に同じくイタリア代表となるインモービレやヴェッラッティと共にリーグ優勝、セリエA昇格を果たし、旋風を起こした。

ピエール・エメリク・オーバメヤング

現在アーセナルでプレーしているオーバメヤング。

ドルトムントでの活躍で知られているが、元はACミランのユース出身であった。ただミラン時代は、母国フランスのクラブへのローン移籍の繰り返しに。

ディジョン、リールを経て2010-11シーズンはモナコ、その冬からはサンテティエンヌへ加入。2011-12シーズンも同クラブへ貸し出されると、中央での起用が実を結んで得点力が覚醒した。

シーズン中にサンテティエンヌへ完全移籍を果たし、翌シーズンもゴールを量産している。

ルイス・アルベルト

ラツィオで10番を背負うルイス・アルベルト。

セリエAでブレイクを果たしたスペイン人は、これまで様々なクラブへの期限付き移籍移籍を経験した。

セビージャでプレーしていた20歳の時にはバルサBへローンで加入。攻撃を牽引し、リーガ2部で優れた数字を記録した。その後リヴァプールへと引き抜かれたが、出場機会には恵まれずにローン生活が続く。

マラガでのプレーを経て、2015-16シーズンに加入したデポルティーボでは継続的に出場、リーガで一定の数字を残すことで翌シーズンにラツィオへ完全移籍で加入した。

ドゥバン・サパタ

アタランタのストライカー、サパタ。22歳で強豪ナポリに見出され、南米から欧州へと渡った。

ナポリでは、当初は途中出場が多い中でも結果を残していたが、在籍期間のほとんどは他クラブへのローン生活であった。

二年のローンで加入したウディネーゼでは、二年目となった2016-17シーズンに主力に定着し、セリエA38試合に出場、10得点という数字を残した。翌シーズンにはサンプドリアでも一定の活躍を見せ、オフには完全移籍で加入した。

すると今度はアタランタへと貸し出されたが、これが大きな転機となった。

ハリー・ケイン

ユースからスパーズでプレーし続けているケインも、10代の頃は目まぐるしいローン生活を送っていたことがあった。

3シーズンで3部からプレミアまで計4クラブでのプレーを経験している。18歳で加わったミルウォールでは、シーズン途中ながらチームをチャンピオンシップ残留に導く活躍を見せたが、その他のクラブではさほど目立たずに終わった。

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特にプレミアでもプレーした2012-13シーズンのノリッジ時代に関しては、怪我もあって出場機会を得られずに冬に呼び戻されるなど、今の姿からは想像もつかない苦労を重ねていた。