日本の学校の「体育」を見て思う、「我々の教育は考え直すべき」=中国
記事はまず、中国ではずっとバランスの取れた「全面的な教育」を目標に掲げてきたが、口先だけで実際は「知識偏重」だと指摘した。この点で日本は、体育の授業を重視しており、難易度の高い体育の内容に「子どもたちが楽々と付いていっている」とレベルの高さを強調している。また「体育の宿題まである」とし、宿題といえば読み書き計算、という中国人の常識を覆していると伝えた。
また、運動は「免疫力低下」の回避にも役立つと伝えている。中国の子どもたちの免疫低下は甚だしく、記事は「かぜで熱を出す子どもが増え、点滴を打って熱を下げている」と危惧している。具合が悪くなるととりあえず点滴を打つというのが中国の一般的な治療方法だが、記事は、日本の子どもたちは冬でも外で運動しているので、病気になりにくいようだと感心している。
記事は体育の重要性を強調するのに、肥満と免疫力低下の回避を主な理由として挙げているが、本来の目的はそれだけではないはずだ。文部科学省によると、日本の体育の授業には「身体能力」、「態度」、「知識、思考・判断」の向上といった目的があるようだ。そもそも、子どもの健康を学校任せにするのも問題ではないだろうか。2020年に行われた調査によると、中国の成人の半数以上が体重超過で、週に1回以上運動をしている成人は4人に1人も満たないという。体育の授業の充実を求める前に、まずは大人から意識改革をしたほうが良さそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
