温泉は世界各地にあるが、日本人ほど温泉をこよなく愛する国民はいないだろう。中国メディアはこのほど、日本の温泉文化について紹介する記事を掲載した。外国の温泉との違いを分析している。(イメージ写真提供:123RF)

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 温泉は世界各地にあるが、日本人ほど温泉をこよなく愛する国民はいないだろう。中国メディアの百家号はこのほど、日本の温泉文化について紹介する記事を掲載した。外国の温泉との違いを分析している。

 記事はまず、温泉には体に良い成分が多く含まれており、「休養、保養、療養」の効能があると紹介。欧州にも温泉はあるが、「療養」としての利用が多いのに対し、日本では「保養や休養」を目的とした利用が多いと違いを説明した。

 続けて記事は、日本温泉協会によると温泉が体に与える効果には「温熱作用」、「浮力と水圧の作用」、「含有物質の作用」、「飲用による作用」があると紹介。このほか、温泉地の地形や気候、樹木などが精神安定の作用となり、これに適度の運動や休息、温泉地が提供する規則正しい生活や栄養バランスのとれた食事が加わると、心身共にバランスを取り戻して健康になると伝えている。

 また、日本語では温泉に入った後に「さっぱりした」という表現をするが、欧州の言語ではそのような言い方はしないと指摘。この点からも、欧州は温泉を治療の一環と見なしているのに対し、日本人は精神面の回復を重視していることがよく分かるとしている。

 日本でも治療や療養を目的とした「湯治」が古くから行われているが、特に近年では記事が指摘するように、休養やリフレッシュのために温泉を楽しむという利用が多くなっている。確かにこれは海外とは大きく異なるところで、それだけ日本人の温泉好きを示していると言えるだろう。もともと湯船につかる習慣があまりない中国人からすると、不思議な文化に感じるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)