「腰痛」再生医療で治験、椎間板に細胞移植
酒井准教授らが実施する治験では、米国のドナーから採取した椎間板随核前駆細胞を患者の椎間板に移植する。椎間板には血管がないため拒絶反応が起きにくく、他人由来の細胞も免疫抑制剤を使用せず定着するという。
患者の痛みや椎間板障害の度合いを点数化して治療前後で比較し、有効性を評価する。細胞を投与しない治療群も含め、全38例を目標に実施する。東海大学のほか千葉大学、山梨大学、三重大学、名古屋大学、大阪大学の付属病院で治験を実施する予定だ。
酒井准教授は「これまでの研究で椎間板の修復が可能であると確認できた。対症療法でしのいできた患者にとって、人生を変える治療になると期待している」と話した。
