東京一望の絶景スイートはあのリッツにあった!大人が知っておきたいホテルトリビア12選
ラグジュアリーホテルを気まま使いこなす――、それこそが大人にとって課題のひとつといえる。
そのためには、?ただ宿泊する、食事をする〞だけでなく、その一流のおもてなしをきちんと知っておくということが大切だ。
東京のラグジュアリーホテルの凄みが分かる、おもてなしの数々をご紹介しよう。
『マンダリン オリエンタル 東京』のアメニティは全室「ボッテガ・ヴェネタ」。

全室というのが潔い!石鹸のパッケージがイントレチャートを模したデザインだったりして、宿泊者限定のレアアイテムが揃う。
『ザ・ペニンシュラ東京』では、全室にネイルドライヤーが付いている。

ホテル業界でこちらだけが自社開発のネイルドライヤーを客室に設置。
かつてアメリカのホテルで、マニキュアが乾かないうちに部屋を出てしまった女性ゲストがエレベーターで手をパタパタさせていた。その様子を見たスタッフの意見が開発のきっかけだ。
文豪に愛されてきた『東京ステーションホテル』のメモパッドは、原稿用紙デザイン。

川端康成や松本清張など、文豪の定宿だった『東京ステーションホテル』。
松本清張の『点と線』のトリックは、旧209号室(現2033号室)から見えた行き交う列車の風景がヒントという逸話もある。原稿用紙デザインのメモパッドは文豪セット(800円)として購入も可能!
『パレスホテル東京』のロビーの香りは購入することができる。
エアミストやディフューザー、キャンドルなどがあり、自宅をホテルと同じ香りにすることができる。多くのゲストを歓迎するために選び抜かれた香りは、11種類のアロマを独自にブレンドしたもの。家に帰った瞬間に、香りで癒されるようになる。
『フォーシーズンズホテル丸の内 東京』は、実はペット同伴で宿泊できる。
7kg以下であれば、ワンちゃん、猫ちゃんと一緒に泊まれる!3階の客室限定で、スタンダードを含む複数のカテゴリーを用意。ホテルへの電話予約でのみ受けつけている。ペットサークルや器の準備があるのも嬉しい。ひと部屋一匹までで、別途料金9,936円(税サ込)。
『アマン東京』のバーでロックを頼むと、AMANと刻まれた氷で出てくる。

33階『ザ・ラウンジ by アマン』でのサービス。AMANと刻まれた特注のアルミ製バーを丸氷に押しつけると、バーテンダーの手の熱がバーを伝って氷を溶かし、ロゴが出る仕組みだ。
11席のカウンターは眺めも最高。ぜひここでウイスキーやラムをロックで頼んでほしい。
『パーク ハイアット 東京』の『デリカテッセン』は、指定場所までデリバリーができる。
東京23区内であれば、『デリカテッセン』のお惣菜やワインを届けてくれる(希望日の3日前までに注文)。名物のポークリエットやレバーペーストも頼めるのが嬉しく、それらとパン、ワインを頼めば手ぶらでのお花見にも、社内でのちょっとした歓送迎会にも最適だ。
『星のや東京』の全面ガラス張りのバスルームは、なんとワンタッチでスモークをかけられる。
浴室を囲う壁のすべてがガラス製。特に「桜」という客室は、ベッドの隣に浴槽が鎮座しているレイアウトがユニークだ。枠もなく全スケなので、もはや畳の部屋の中でお風呂に入っているよう!恥ずかしい場合はボタンひとつでスモークがかかるのでご安心を。
あのリッツにまるで東京をふたり占め!ともいえる、絶景スイートルームがあった!
『ザ・リッツ・カールトン東京』には東京タワーとスカイツリー両方を眺められるスイートルームがある。

ダブルツリーを眺められるスイートは計7室。すべてが47階以上の高層階に位置し、写真はミレニアスイート(80? 130,000円 税サ別、変動あり)。
こういう部屋には是非カップルで訪れて、贅沢にも東京の夜景をふたり占めしながら眠りにつきたい。
『シャングリ・ラ ホテル 東京』にはBMW i3のレンタカーサービスがある。
ホテルに泊まってない人でも利用できるサービス。いわば、ホテルがやっているレンタカー屋さん。100%電気自動車であるBMW i3のレンタルで、料金は通常6時間10,000円、24時間16,000円。東京駅の隣にあるホテルなのも便利で、スタッフの対応が丁寧で温かい。
『東京ステーションホテル』のシーフードドリアは、ホテル内のフレンチなどで使われる魚介から出汁がとられた贅沢品。
他のダイニングと素材を共有できるのもホテルならでは。バー&カフェ『カメリア』のシーフードドリアは、オマール海老の頭やホタテの貝柱などからソースを作っているので超濃厚。具材には鮑も入り、さらに旨味が重なる。2,980円(税サ別、一時休止中で2月中旬から再開)
『ANAインターコンチネンタルホテル東京』の日本料理『雲海』には、六本木のワイルドネイチャーこと、出入り可能な日本庭園がある。
まさに、コンクリートジャングルの中のオアシス。開業以来32年続く360?の庭園には、植物が30種類以上育てられ、池には50匹もの鯉が泳ぎ、32年生きている亀もいれば、白鷹やカルガモが来ることもあるとか。ランチ2,500円(税サ別)から利用可能。
ホテル予約のポイントプログラム「マリオット リワード」は、確実に入った方がよいレベルでお得。
いわばホテル版マイレージで、これがすんなり貯まり、宿泊の還元やアップグレードにすぐ活用できる。マリオット傘下のホテルはいまや全世界で6,700以上。まずは一度、ブランドの復習を。大手予約サイトからそれらのホテルを予約するのは、もったいない!
『グランド ハイアット 東京』の『六緑』には、個室で専属の板前が握る鮨の食べ放題プランがある。

一日ひと組(4〜8名)限定で、ディナータイムにのみ提供しているプラン。7日前までの要予約となり、料金はひとり25,000円(税サ別)。
先付やお造り、一品料理も出て、お鮨はネタケースから好きなだけ選べる。気がねなくお鮨を食べられるのが最大のメリットだ。
『パーク ハイアット 東京』のエントランスに置いてある腕時計は、「ここからは時間を忘れて寛いでくださいね」というメッセージだと言われている。

エントランスのオブジェの右下にブロンズ製の腕時計が置いてある。
これはホテル開業の1994年にアーティストのアントニー ドナルドソンが製作したもので、表題の意図があるとか。そんな時計の存在を知ると、いっそうホテルでの時間が特別になるはずだ。
『シャングリ・ラ ホテル 東京』に宿泊すると、東京駅のホームまで迎えに来てくれる無料サービスが受けられる。
ホームに降りると、そこには赤いジャケットにベルボーイ・キャップをかぶったホテルのスタッフのお出迎えが!事前に指定席の番号を伝えると、一番近いドアまで来てくれる。初めてだと迷うため、地方や海外からのゲストに最適だ。荷物が多い場合は2名待機。

教えてくれたのは、大石智子さん
■プロフィール
出版社勤務後、フリーライターとなる。2013年より小誌にてホテル連載を担当。ほぼ毎月ホテル&レストランリサーチのため渡航し、2018年に泊まったホテルは計60軒。ホテルのコンサルタントも行う。スペイン語圏好き。

