日本相撲協会、「ウソになってもいいや」くらいの気持ちで小横綱・稀勢の里を押し出したチケット販売大作戦開始の巻。
「登場人物全員悪人ていうか非常識」と、まるで映画のようにファンタジーな展開になってきた大相撲。静かに燃えつづけていた角界への批判の炎は、4日の舞鶴巡業での「女性の方は土俵から降りてください」の一件から一層盛んに燃え上がりました。さらに、6日には宝塚巡業で女性市長が土俵下で挨拶をした際に、「女性だからと(土俵に上がるのを)断られるのは納得できない」という見解を示したことから、それがまた角界への炎を燃え上がらせるという展開に。
最近の事例では「巡業部長たるもの、たとえ自分のいない場所の話であっても、巡業中に力士同士の飲み会があってデンモクで殴打するヤツがいたことを知ったのなら報告の義務があり、最終的には責任問題である」というものがあったように、そもそも論として巡業中の事件は最終的に巡業部長がその責めを負うことになります。不在ならまだしも、もしもあのアナウンスに立ち会っていたなら「私もアナウンスを聞いておりましたが、止めることができませんでした。責任をとって2階級降格します」と報告せざるを得ないのです。
けれどトイレに行っていたなら、聞いていなかったので責めも軽くなるはず。アクシデンタルトイレは非常に好都合でした。しかし今度は、それがウソなのではないかと疑われている。もしもウソだったとき、最近の事例では「無免許運転を咎められたとき、ウソの言い訳をしたヤツはクビな」という事例があったように、「私、トイレに行っていたとウソをついておりましたが、実はその場でハンドポケットで傍観しておりました。責任をとってクビになります」とならざるを得ない。どっちに行っても「詰めろ」であり、より厳しい方向に事態は向かっている…それが現状です。
↓これは極めて擁護が難しい事態!春日野擁護派じゃなくてよかった!
春日野巡業部長、騒動「見てた」? 「ポケットに手」目撃写真がネット拡散 - https://t.co/7z9pmPlbX5
- J-CASTニュース (@jcast_news) 2018年4月6日
「突然のことに動転していた」
「市長の容体に気が向いており」
「場内アナウンスは把握できていなかった」
「速やかに事態の把握に努めていくが」
「もしもそういったことがあったのなら」
「極めて不適切であるのでお詫びしたい」
くらいで一旦支度部屋に逃げ帰り、部屋の若い衆をぶん殴って落ち着けばよかったのに!
巡業部長としてその場にいないのもマズイし、いたのに何もしなかったのもマズイし、「いなかったことにする」のもマズイ!
「いて、動転していた」ならタダの無能(※その他大勢と同じ)で済んだのに、もはやそうとも言えなくなってしまった!
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僕が春日野親方の立場で、報じられている疑惑が事実なら「オイ栃ノ心!俺をアイアンで殴れ。記憶を飛ばすぞ」とやるくらいしか打開策は思いつきません。せめて巡業部長でなければ、もう少し擁護のしようもあると思うのですが、そもそもの責任を背負っている立場からのスタートで、まったくの無傷でフィニッシュというのは難しい。人間のやることに絶対はないわけで、本来ならばお詫びと反省で済ませるところなのでしょうが、自分自身が最近まで「詰めろ」をやってきたことが立場を悪くしています。擁護派のみなさんには、ぜひ頑張っていただきたいものです!
↓なお、「塩をまいた」行為に対しても炎は燃え上がっておりますが、これは擁護イケると思います!
塩をまいた問題の誤解はせめて解いておきたい。角界において、けが人等が出た時にはすぐに土俵に塩をまく。女性が土俵に上がったからまいたのではない。https://t.co/CEDnVfP5Ip
- 佐々木一郎 (@Ichiro_SUMO) 2018年4月6日
「女性が土俵に上がったから塩をまいた」のではなく「怪我人が出たあとなどは塩をまく習慣があるから」です!
「力士土俵IN」⇒「俺が入って土俵がけがれてしまった…」⇒「塩を取りに行こう」⇒「力士土俵OUT」⇒「土俵に塩をまこう」⇒「力士土俵IN」⇒「あああああまた俺が入ってしまった…」⇒「塩を取りに行こう」⇒「力士土俵OUT」⇒「土俵に塩をまこう」⇒「力士土俵IN」⇒「あああああまたもや俺が入ってしまった…何てバカなんだ俺は…」⇒「塩を取りに行こう」⇒「力士土俵OUT」⇒「土俵に塩をまこう」⇒「力士土俵IN」(※以下、最大で5分ほどループ)、とかやっているわけでもありません!
全部「習慣」です!
さて、そのように角界の問題が取り上げられるなか、嬉しい状況もやってきております。何と、相撲人気が猛烈な勢いで低下してきているのです。角界の不祥事、白鵬の印象悪化、稀勢の里の雲隠れ、貴乃花親方の笑顔などがジワジワと客足を遠のかせ、1年前では考えられなかったほどチケットが取りやすくなっているのです。
お茶屋から「一日だけ来る程度の人はお断わりなんです」と冷たく取引を打ち切られたのは数年前のこと。あのときの怒りを胸に、僕と僕の相撲仲間は毎場所のチケット争奪戦に参加していました。「ひとつ前の場所がやってるときに次の場所の抽選が始まる」というクソ早い動きに迅速に乗り、みんなで抽選に応募する。「最速先行の結果が出る前に、二次抽選の申し込み締め切りがくる」という嫌がらせのような日程に苛立ちつつ、チケット二重取りのリスクを負って二次抽選にも並行して申し込む。何口も何口も応募をしてきました。
徐々に高まる相撲人気によって、昨今は「4人で全力応募しても千秋楽のチケットは取れない」くらいにチケットの入手は難しくなっていました。巨人戦並みにチリヂリに販売される相撲チケットを求めて、「四季通販」という普段は耳にすることのない謎の通販サイトや、「読売旅行社などが手掛ける、茨城県出発・茨城県解散の相撲観戦ツアー」などまで視野に入れたものです。さまよっていました。アチコチを。
↓しかし、それが次の五月場所では、あろうことか「4人で全力応募したら、うっかり4マス(16人分)」が取れてしまうという事態に!
なんてこった。この数年、相撲仲間4人で全力応募してひとつ確保するのがやっとだった東京場所千秋楽のマス席が、最初の抽選なのに「4人応募で4マス当選(16人分)」してしまったwww貴乃花だけでなく相撲人気も急激に降格してるぞwww
- フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) 2018年4月5日
わしゃツアーの主催者かwww
何だこの不人気公演www
↓4月7日10時開始の一般販売でも普通に千秋楽のチケットを取れそうになってしまう!
アクセスもできるし、メニューも動いた!
もういらないけど、一般でも買えたな!
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幸いなことに、身近なところにも「一度は見てみたいけれど、よくわからないから自分では買わない」という知人がそこそこいますので、そういう人たちを招きつつ、最後は公式リセールで放流すれば済む話です。その意味では、市場の状況を読みつつ、チケット大相撲(※ぴあでやっている一番メインの販売所)だけに申込みを留めたのは、いい判断でした。
「当選しないのが当たり前」という状況がほんの一年前にはあったのに、今は申し込んだらスパスパ当たり、一般販売でもそれなりに買えてしまう。大相撲ブームは去った、そう判断してもいいでしょう。あとは白鵬と稀勢の里が引退ということになった時点で、本格的に冬がくることでしょう。ここからブイ字回復をはたすには、羽生結弦氏が急に相撲取りに転向するくらいしかないと思います。
しかし、これはチャンスでもあります。ようやく、野球とかサッカーくらの感覚で大相撲が見られる状況が帰ってきたのです。土日を狙う場合はちょっと頑張らないといけないにせよ、平日であればまだまだマス席も購入できますし、当日の朝に並べばイス席での入場も可能でしょう。最近の僕の楽しみであった「自分はチケットを持った状態で、あるかないかわからないチケットを求めて早朝から並んでいる人を観察する」という行為ができなくなるのは残念ですが、これはイイ状況です。見たいと思ったら見られるのですから。
相撲というワンダーランド。一歩国技館に足を踏み入れるとそこには暴力と差別…じゃなくて江戸時代が広がっています。ちょんまげをした大男がディズニーキャラクターのように歩きまわり、アイアンをふりまわす…じゃなくてチャンコをふるまっています。特に次の五月場所は、不祥事の連続で誰もクチに出していませんが、密かに高安の綱取り(※全勝優勝レベルなら急に話が出てくる)と、栃ノ心の大関昇進(※おそらく10勝が目安)が掛かっています。最下級親方の貴乃花が入口でチケットをもぎらされる嫌がらせもワンチャンあるかもしれません!
どうぞこのチャンスを活かしてください。今はリーマンショックのようなもので、相撲がつまらないから人気が落ちているわけではなく、不祥事によって嫌気が差しているというのが実態。むしろ、何故かこの数場所の土俵は妙に真剣味を増しており、一部の力士にいたっては「まるで今までは何らかの闇の圧力によってチカラを封じられていたものが、スッキリと実力を出せるようになったかのような取り口」と僕のなかでも評判です。
人生で一度くらいは相撲が見たい、それを叶えるチャンスは今です!
↓日本相撲協会でも「ウソになってもいいや」という気持ちで、チケットを熱烈アピール中です!
<「赤ちゃん抱っこと撮影4人マスC席」には横綱・稀勢の里も登場予定!><明日より!大相撲五月場所・前売り開始>「赤ちゃん抱っこと撮影4人マスC席」は10名の関取が参加予定!https://t.co/OQNdJRK44X #sumo #相撲 pic.twitter.com/e4U7udBIWl
- 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年4月6日
<繰り返す!「赤ちゃん抱っこと撮影4人マスC席」には横綱・稀勢の里も登場予定!><明日より!大相撲五月場所・前売り開始!>「赤ちゃん抱っこと撮影4人マスC席」は赤ちゃん不在のグループでも撮影会に参加できます。(但し抱っこはできません。)https://t.co/OQNdJRK44X #sumo #相撲 pic.twitter.com/zGfmXNm5FF
- 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年4月6日
守る気のない約束を全力でアピールするなwww
こんなん絶対にあとで「稀勢の里休場につき栃ノ心に交替」する気のラインナップやんwww
そういうところからひとつずつ襟を正していかないと!
ウソはいけません、ウソは!
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チケットをお買い求めの際は、ローチケがわりと残っていると思います!
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