LTE、Wi-Fi、Bluetooth、ワイヤレス規格の違いは「製品」と「使い方」で理解しよう

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LTE(4G)、Wi-FiBluetoothといったワイヤレス通信規格。ワイヤレスで高速に通信ができる規格をスマホに複数搭載している意味はあるのでしょうか?特にLTE(4G)とWi-Fiは、両方搭載するよりも1つにまとめてしまえばいいような気もします。

しかし、ワイヤレス通信規格は、万能ではないのです。いずれも一長一短があるのです。

そこで、各ワイヤレス通信の規格が、どういった端末用なのか、またはどういった対応機器に搭載されているのかについて整理してみたいと思います。

■移動中も途切れない接続性が自慢のLTE
スマホに搭載されているワイヤレス規格で別格ともいえるのが、このLTE
なぜなら、その他のワイヤレス規格とは違い、移動中にも切れることがないような仕組みになっているからです。

そのため、緊急時の連絡などにも利用されることから、LTEの通信(携帯電話の通信回線)を提供するキャリアは無線局の免許を必要とします。

車で移動中、電車で移動中といったときもLTE通信は途切れないようになっています。
これは基地局とのやり取りで、可能な限り途切れないように接続を確保しているためです。
その理由ですが、LTEは電話回線用に進化してきたためです。
携帯電話(自動車電話)は、移動しながら通話できる、どこにいても連絡できることがサービスとして求められてきたからなのです。

つまり、高速で移動している最中も接続が切れないように基地局を次々と切り替えて接続を維持する仕組みを作って、サービスを提供するようになっています。

だからこそ、スマホやガラケーといった電話機に採用、搭載されているのです。
生活を維持するライフラインの電話回線として欠かせない存在がLTEだと言えるでしょう。

LTE通信
・移動中の利用  :☆☆☆☆☆
・電波の届く距離 :☆☆☆☆☆
・対応機器の値段 :☆☆

■移動中は使えない?届く距離も短い?でも高速な無線LAN
次にメジャーなワイヤレス規格となるのが無線LANです。
文字通り「無線+LAN」であり、LAN(ローカルエリアネットワーク)を無線化する技術になります。

有線LANの速度が100Mbpsくらいの時代の無線LANは、速度的には12Mbpsと低速でしたが、ワイヤレスで接続できる手軽さが受け、一気に普及しました。
利用できる周波数帯は産業科学医療用バンド(ISMバンド)と呼ばれる範囲に限られますが、無免許で運用できます。

その後、現在のようにギガビットLAN(1Gbps)が当たり前になり、現在の無線LANは、ワイヤレス通信ながら1Gbpsという高速な通信が利用できるサービスへと進化してきました。

ただし、残念ながら無線LANは、遠距離移動や高速移動をしていると使えません。
特定の親機(アクセスポイント)への接続が切れると通信が切断されてしまうからです。

今では、新幹線や飛行機でも使える無線LANもあります。
しかし、これは、子機と一緒に親機も移動しており、無線LAN親機との接続を特殊な仕組みや環境下でのみ通信を維持して利用できていることに注意してください。

無線LAN搭載機器は、あちこちと遠距離を移動しないのが前提となっています。
ノートPCなどのパソコンでも自宅や会社での利用といった用途で広く使われています。
そしてネットワーク接続が必要なゲーム専用機、自宅で使うタブレット端末など、決まった屋内や場所で利用することが多い機器に無線LANは搭載され、便利に使われています。

■無線LAN
・移動中の利用  :☆☆☆(※)
・電波の届く距離 :☆☆☆
・対応機器の値段 :☆☆☆☆
※親機との同時移動で利用可能

Bluetooth
Bluetooth(以下、BT)規格は、ワイヤレス通信規格としては、最も手軽な規格です。
当然、通信可能な範囲は狭いので自宅内であっても移動しただけで切断されてしまうといったことも起こります。

親機との同時移動(スマホとマウス、スマホとヘッドセット)であれば、利用することができますが、家から一歩出ただけで機器との接続が切れてしまうほど、離れて使う(接続を維持する)といった用途では向きません。こちらもISMバンド帯を利用します。

通信速度は最大で24Mbpsです。このBT規格には、LTEや無線LANといった高速、安定通信を過度に期待するのは禁物です。

主に、有線USB接続などの代わりに、無線で周辺機器と接続するための規格と考えるといいでしょう。
そのためパソコンや家電製品など、周辺機器に多く搭載、利用されています。
また、対応機器も低価格で、手軽に購入、利用できるワイヤレス製品(規格)と考えるといいでしょう。

Bluetooth通信
・移動中の利用  :☆(※)
・電波の届く距離 :☆
・対応機器の値段 :☆☆☆☆
※親機との同時移動で利用可能

記事提供:クチコミ.jp(http://kuchikomi-web.jp/blog)