学生の窓口編集部

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1月29日放送、「Nスタ」(TBS)では、つり革の盗難。首都圏では次々と電車のつり革が消えている。消えた数はなんと400個にも及ぶ。最も多く被害が発生しているのが、田園都市線だという。東京メトロでは先月から千代田線で80個、東急電鉄では去年11月から200個、小田急電鉄で50個なくなっている。

他にもJRや西武鉄道などで同様の被害が広がっている。今回の事件について、鉄道ファンから怒りの声が上がっていた。鉄道部品は意外な需要があり、鉄道関連グッズの店ではつり革も販売されていた。ただし中古品でなく、正規のルートから仕入れた新品だ。オークションでは行き先案内板が200万円で落札された。

都内の専門店では、鉄道会社のグループ会社から不要になったさまざまな部品を集めて販売している。つり革も販売されており、小学生などが買っていくという。盗難被害は私鉄やJRなどで起きている。つり革はブレ防止構造で、ポリエステル生地をビニールで覆ったものをボルトで止めている。東急電鉄では1車両で10本盗まれたケースもあるという。

つり革製造メーカーによると、大きなハサミやアウトドア用のナイフ以外では簡単に切れないという。交換作業がしやすいようにボルト部分がむき出しになっていて。普通のドライバーで取り外しが可能だが、高い位置にあることもあり慣れてないと大変な作業だ。ショップでの買取価格は100円程度で、転売する価値はあまりないといえる。マニアではなく嫌がらせではなどという声が出ていた。マニアの人はクローゼット内につけて電車内っぽいレイアウトで飾ったり、車の助手席の取っ手につけるなどして使うという。普通のルートでは、一個500円で売れ行きは好調だという。だがそれはあくまで、正規のルートから仕入れたものだ。

マニアの間では、駅のホームの掛け時計や、つり革、案内板などが高値で売られる。だがそれらは盗品は出まわらないのがほとんど。一般的に、こうした公共物を盗む人は金属などが目的だったりするが、電車関係の部品はあまり金属製品はない。マニアの間で取引されるものは正規品が廃線になった電車などから買い取られ、市場に流されたもの。購入の際は、それが盗品でないことをしっかりと確かめてからにしてほしい。