プレミア開幕直前!2005-06王者チェルシーのメンバーは今どこに?

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ついに来週に迫った2015-16シーズンのイングランド・プレミアリーグ開幕。昨季圧倒的な安定感でリーグを制覇したチェルシーに対し、アーセナルやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールが大型補強を行い覇権の奪還を狙う。

ちょうど10年前にリーグ優勝を収めたチェルシーのメンバーは今どうしているのだろうか?調べてみよう! 人数が多いのでページ数がかさんでしまったがご容赦願いたい。

GK:ペトル・チェフ

現所属:アーセナル

スティーヴン・ハントとの接触で頭蓋骨を骨折する前であり、今やトレードマークとなったヘッドギアは着けていない。

長く守護神として活躍したが、昨季クルトワの後塵を拝して今夏アーセナルへと移籍した。

GK:カルロ・クディチーニ

現所属:引退

アブラモヴィッチ以前からの守護神。プレミア屈指のGKの一人であったが、ペトル・チェフの加入によってサブに降格した。

2009年まで所属した後はトッテナム・ホットスパー、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーし、昨年現役を引退した。

GK:レニー・ピッジリー

現所属:ニューポート・カウンティ(4部)

下部組織から2005年に昇格したGK。デビューを果たしたが出場は2試合に留まり、ミルウォールへのレンタルから完全移籍に切り替えられている。

その後はワーキング、カーライル・ユナイテッド、ブラッドフォード・シティ、エクセター・シティと渡り歩き、2012年にニューポート・カウンティへ。昨季はマンスフィールド・タウンに貸し出されている。

DF:グレン・ジョンソン

現所属:ストーク・シティ

2003年、アブラモヴィッチ革命初年度に獲得されたサイドバック。既にフル代表に招集されており大きな期待を受けていたが、チェルシーではレギュラーを奪えず、ポーツマスにレンタルされてからブレイクした。

2007年には便座を盗んだとして逮捕され、80ポンドの罰金処分を受けている。

DF:アシエル・デル・オルノ

現所属:引退

アスレティック・ビルバオで若くして活躍を見せ、天才と称された左サイドバックであったが、ケガに泣かされるキャリアを送った。

チェルシーではこの1シーズンだけのプレーに終わり、バレンシアへ移籍している。その後いくつかのクラブにレンタルされ、2012年にレバンテでプレーしたのを最後に引退した。その年にはビクトル・バルデスとともに公文書偽造で告発されたことも。

現在はアンプティサッカー(切断者サッカー)を支援したり社会的な活動でもその名前が見られる。

DF:リカルド・カルヴァーリョ

現所属:モナコ

モウリーニョが寵愛し、ポルトから連れてきた知的でソリッドなセンターバックとして知られる。レアル・マドリーでも師弟関係を維持した。

やや終わった選手のように扱われていた時期もあったものの、2013年にモナコに移籍してから復活。フェルナンド・サントス監督によってポルトガル代表にも呼び戻されており、再びキャリアを輝かせている。

DF:ウィリアム・ギャラス

現所属:引退

2001年からチェルシーに所属。最終ラインならどこでもこなす器用さが特徴となり、モウリーニョ政権下でも重用された。

2006年にはアーセナルに移り、2010年にトッテナム・ホットスパーへ「禁断の移籍」を決断。ロンドンの3クラブを渡り歩いた。

昨年オーストラリアのパース・グローリーでプレーしたが衰えは隠せず、あまり活躍出来なかった。その後現役を引退している。

DF:ウェイン・ブリッジ

現所属:引退

レイトン・ベインズ以前のクロス職人といえばブリッジ。サウサンプトンから2003年にチェルシーに加入したが、この年はケガの影響とデル・オルノの加入で1試合も出ておらず、半年間はフラムに貸し出されている。

2009年1月にマンチェスター・シティへ移籍し、そこからのレンタルでウェストハム、サンダーランド、ブライトン&ホーヴ・アルビオンに所属。2013-14シーズンにレディングでプレーしたのを最後に現役を引退した。

後にジョン・テリーに嫁を寝取られたことでも話題を集めた。

DF:パウロ・フェレイラ

現所属:引退

モウリーニョ監督がポルトから連れてきたことで知られるシブいサイドバック。チェルシーでは左サイドもセンターバックでも起用されたことがある。

レギュラーとして常に起用されてきたわけではないが貴重な存在であった。10年間所属した後、2013年に契約満了とともに現役引退を発表した。

DF:ジョン・テリー

現所属:チェルシー

現在もチェルシーに所属し闘将として存在感を見せる。2012-13シーズンに苦しい時を過ごしたが、モウリーニョ監督の復帰によってパフォーマンスを取り戻した。

DF:ロベルト・フート

現所属:レスター・シティ

チェルシーの下部組織から2002年に昇格。期待の大型センターバックとして知られたが、チェルシーではブレイクできなかった。

その後はミドルズブラ、ストーク・シティで継続的に出場し、プレミアリーグの中堅DFとして立場を確立。昨季レスター・シティに貸し出され、そのまま完全移籍した。

MF:クロード・マケレレ

現所属:引退

レアル・マドリーから2003年に加入し、チェルシーで「マケレレ・ロール」という概念まで生み出すことになった掃除屋。

2008年にパリ・サンジェルマンへと移籍し、2011年に現役引退。そのままコーチに就任してアンチェロッティらの下で学び、昨季バスティアで監督デビュー。成績不振のためにシーズン途中で解任されている。

MF:マイケル・エシエン

現所属:パナシナイコス

ケガに泣かされた怪物。このシーズンにリヨンから加入し、圧倒的な身体能力で一時プレミアリーグを席巻したが、2008年に前十字靱帯を断裂してからは断続的に離脱を繰り返している。

2014年1月にACミランへと移籍したがセリエAではあまり出番が得られず、今夏ギリシャのパナシナイコスと契約した。

MF:マニシェ

現所属:引退

豊かな運動量と得点力で知られたセンターハーフ。ポルト時代はモウリーニョに寵愛されたが、ディナモ・モスクワからのレンタルで加入したチェルシーではあまり活躍出来なかった。

アトレティコ・マドリー、インテル、ケルン、そしてスポルティング・リスボンでプレーした後、2011年に現役を離れている。

2013年にはコスティーニャ監督の元でアシスタントを務めたが、その後指導者としては活動していない。

MF:フランク・ランパード

現所属:ニューヨーク・シティ(アメリカ)

言わずと知れたチェルシーの魂の一人であるが、今夏契約が満了になり、アメリカ・メジャーリーグサッカーのニューヨーク・シティと契約した。

昨季は同じ資本関係のマンチェスター・シティに貸し出され、まだまだプレミアリーグでも活躍出来るところを見せつけた。

MF:ジョー・コール

現所属:アストン・ヴィラ

アブラモヴィッチ革命初年度にウェストハムから獲得された天才ドリブラー。イングランドには数少ない才能としてファンから寵愛された。

2010年にチェルシーを退団後はリヴァプールに加入したものの、次年度はリールに貸し出されるなど重用されなかった。

古巣ウェストハムへの復帰も果たしたが昨年契約が更新されず、アストン・ヴィラへと移籍した。

MF:ダミアン・ダフ

現所属:シャムロック・ローヴァーズ(アイルランド)

ジョー・コールやアドリアン・ムトゥなどと同じくアブラモヴィッチ初年度の加入組。ブラックバーンではプレミア屈指のウイングとして知られた。

チェルシーでは本職の左だけでなく右にも配置され、新時代の3トップの形をいち早く経験したと言える存在である。

このシーズンを最後に退団し、その後ニューカッスル、フラムでプレー。昨季はオーストラリアのメルボルン・シティでプレーしたが、大怪我を負ってメンバーから離れ、ユース時代を過ごしたシャムロック・ローヴァーズに加入した。

心臓に先天性の病を持つ息子がおり、シャムロックでの給与については全額寄付するという意向を示しているらしい。

MF:ジェレミ・ヌジタップ

現所属:引退

アブラモヴィッチ初年度加入組の一人。チェルシーでは常に使われていたというわけではないが、最終ラインと中盤のどちらもこなせる存在としてベンチで存在感を発揮した。

2007年にニューカッスルと契約して退団。アンカラスポル(トルコ)、ラリッサ(ギリシャ)に所属したあと現役を引退した。

最近は慈善試合に出場していたり、サッカースクールを経営したり、不動産業会社と組んで恵まれない人々向けの住宅を建設したりしている。

MF:アリエン・ロッベン

現所属:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

新世代のウイング像を作り上げた天才スコアラー。2004年に加入し、このシーズンでは28試合に出場している。

とにかくケガが多かったものの出場すればインパクトを残す存在だった。2007年にレアル・マドリーへと移籍していった。

この頃はまだフサフサ……というほどでもなかった。

MF:ラサナ・ディアラ

現所属:マルセイユ(フランス)

ラスの愛称で知られたフランス代表MF。このシーズンにル・アーヴルから獲得され、数試合に使われたものの、チェルシーではあまりブレイクできなかった。

その後アーセナルに加入するも出番が少なく、その後ポーツマスを経てレアル・マドリーでようやく開花した。

2012年からはロシアに活躍の場を移したが、昨年ロコモティフ・モスクワとの間で契約を巡って法廷闘争になり、1年間FIFAからクラブに所属することを止められてしまっていた。今夏ようやくマルセイユへの加入が決定している。

MF:ショーン・ライト=フィリップス

現所属:ニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ)

イアン・ライトの義子として知られる快足ウインガー。マンチェスター・シティからこの年2100万ポンドで獲得された。

レギュラー格の一人ではあったがあまり高い評価は得られず、2008年に古巣へと復帰している。QPRを経て今夏ニューヨーク・レッドブルズに移籍。そこでは義弟のブラッドリーと同僚に。

MF:ジミー・スミス

現所属:クローリー・タウン(5部)

このシーズンにトップチーム昇格を果たし、デビューも飾ったものの、チェルシーではその1試合だけで終わってしまった。QPR、ノリッジ、シェフィールド・ウェンズデイ、レイトン・オリエントと貸し出され、そのまま完全移籍した。

レイトン・オリエントでは主力として活躍を見せたものの一昨年退団し、スティーヴェネッジを経て昨年からクローリー・タウンに所属。

FW:エルナン・クレスポ

現所属:引退

アルゼンチン屈指の名ストライカーとして知られる。前季はミランにレンタルされていたが、この年チェルシーに復帰し、自身初のリーグタイトルを獲得した。この後インテルへ移籍している。2012年にパルマで現役を引退し、その後は指導者に転身した。

昨季は経営難に悩むパルマのプリマヴェーラで指導し、今季モデナで初めてプロチームの監督に就任している。

FW:カールトン・コール

現所属:なし

チェルシーの下部組織出身。将来のイングランドを背負う可能性もあると言われたストライカーであったが、期待ほどの成長を見せることは出来なかった。

この後ウェストハムへと移籍し、イングランド代表にも招集されるまでになったものの、一昨年あたりからフィットネスに問題があるとして不安定な契約になっており、今夏退団。まだクラブが見つかっていない。

FW:ディディエ・ドログバ

現所属:モントリオール・インパクト(アメリカ/カナダ)

チェルシーの伝説となったストライカー。圧倒的な身体能力とテクニックに加え、重要なところで点を取れる勝負強さ、守備への貢献など新世代のFWとして「誰もマネできないロールモデル」となった。

中国、トルコを経験し昨季チェルシーに復帰したものの、今夏契約が満了になって退団。アメリカ・メジャーリーグサッカーへ活躍の場を移した。

FW:エイドゥル・グジョンセン

現所属:石家荘永昌(中国)

アイスランドの殺し屋として対戦相手に恐れられたストライカー。アブラモビッチ以前からチームに所属し、ハッセルバインクとのコンビはプレミア屈指の前線として知られた。革命以後は一転、中盤にポジションを移してセンターハーフとしてプレーするようになり、新たな地平を開いている。

このシーズンを最後にバルセロナへ移籍し、モナコ、トッテナム、ストーク、フラム、AEKアテネ、セルクル・ブルッヘ、クルブ・ブルッヘ、ボルトンと様々なクラブを渡り歩いた。

今夏中国の石家荘永昌と契約を結び、アジアへ進出している。

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